ビートたけしのオールナイトニッポン...その5 | Q太郎のブログ

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パクリもあるけど、多岐にわたって、いい情報もあるので、ぜひ読んでね♥
さかのぼっても読んでみてね♥♥

 

 

 

 

たけし> 元旦や 餅で押し出す 2年グソ

 

      ビートたけしのオールナイトニッポン!









 

たけし> いや~、言っちゃったなぁしかし。今日から始まったけど、いつまで

 

続くかわかりませんけど、(1980年7月から同年12月まで木曜一部を

 

務めた)ダディ竹千代の記録だけは破りたいですな!やりたい

 

ことはいっぱいあるんですけども、どうやったって何か月で下されるかって

 

いう問題でございましてですね。どうにか1か月、1回でもいいですな、ダディさん

 

の記録を破りたいと、番組始まって以来の短さだそうですね。

 

ダディ> そうです。

 

たけし> あら、いきなり!

 

ダディ> そう、いきなりです。

 

たけし> 「行く人来る人」の時間がやってまいりました。今日は、去年まで

 

「オールナイトニッポン」をやっていましたダディ竹千代さんが、行く人。そして

 

来る人がビートたけしでございますけども・・・。

 

ダディ> しかし木曜日の「オールナイトニッポン」も全然変わりませんねぇ、

 

キャラクター的には。

 

たけし> ほとんど変わってないですなぁ。やっぱり、つなぎという感じがしない

 

でもないですけどもねえ。

 

ダディ> はははは。

 

たけし> ダディが来て、たけしが来て、あと誰につなぐのか、後が問題です。

 

そいつのスケジュールがですね、今アメリカ行ってるとかそういうことがあって

 

ですね、何か月かつないでおこうという、そういうのがミエミエなんですけど

 

ねえ。だから私がやる場合はですね、ああ、「たけしのオールナイト」だって

 

いう。なんかっつうと「たけしのオールナイト」が~っていう、警察とか


 

いろいろなとこで。そのくらい有名になりたいですね。

 

ダディ> はははは。期待しています、僕も。

 

たけし> でもやっぱりね、いろいろありますよ。芸能界、そしてヤ〇ザの世界の

 

裏側を知ってる人同士の情報交換を(番組で)やりたいですね。たとえば「〇〇

 

組が北海道進出を狙ってて、ススキノはいったいどこの組がやってるんだろうか?」

 

とか「ススキノのあのト●コ(ソープ〇ンド)は〇〇組の幹部の××がやって

 

いて、実は情婦が△△なんだ」とか。

 

ダディ> はははは!

 

たけし> そういうことをじゃんじゃんじゃんじゃんハガキで教えてもらって

 

ですね。「〇子には手を出しちゃいけない、指が抜けなくなっちゃうから」とかね。芸能界

 

でも「演歌歌手のあの人は、実は〇〇組の幹部と友達付き合いをしていて、

 

忘年会には必ず顔を出している」とか。

 

ダディ> たけしさん。でも、ホントのこと言って、よく知っているでしょ?

 

たけし> 知ってます。親父がそうなんです。

 

ダディ> はははは。

 

たけし> 親父の背中に「8●3」と彫ってありますからね。私の場合は浅草です

 

から、浅草歩くでしょ?そしてら10人のうち8人は8▲3です。で、みんな

 

しょっぱいの。

 

ダディ> みんなしょっぱい?

 

たけし> でも、この番組は「若いひろば」を目指していきたい!急にクサい

 

ですね。なんか教育テレビみたいになってますけど、まあそのためのスローガン

 

っていうのを用意してますんで、ちょっと聞いてください。

 

ダディ> はい。

 

たけし> 「お父さん、お母さんを被害者にしよう!」

 

ダディ> ははははは!

 

たけし> これはなまじですね、お父さんお母さんを尊敬するなんて、とんでも

 

ないです。あの金属バット事件以来ですね。すっかり変わりました。ね?

 

ダディ> はははは。(この番組を)降ろされてよかった俺。ニッポン放送って

 

こういう番組がやりたかったんだ?

 

たけし> 「メンスの日には日の丸を揚げよう!」

 

ダディ> はははは。これはいいねぇ!これは気に入った、おれ。

 

たけし> よくあるでしょ? 中学や高校の運動会とかさ、体育の時間に、なぜか

 

ベンチの方にしょぼんと座ってて、理由は明かさない。「なぜ体操やんないの?」

 

「いや、ちょっと」という。こういう場合ははっきりと日の丸の旗を右手に持って・・・。

 

ダディ> 「あたしメンス」って主張しなさいと。

 

たけし> ほいで日の丸の下に「7」って書いてあったら1週間続くとかですね。

 

「思い」「軽い」とか、「cc」ってのがありまして血がどのくらい出るとか、

 

そういうのを明記していただいてですね。あ、話は違いますけど、昔「泳げる

 

アンネ」ってのがありましたけども、あれは嘘ですな。

 

ダディ> 「 泳げるアンネ」、ウソですか?

 

たけし> うちの姉さんがカナヅチなんでね、アンネつけて飛び込んだら溺れちゃった。

 

あれでは泳げない!

 

ダディ> はははは!





つづくかも
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コマネチ!


 

たけし> 別に他人のためにやってるわけじゃない。言うなれば私の道楽!

 

なぜ(番組を)引き受けたかというと、スケジュールが開いていたって言う、それ

 

以外ない。

 

ダディ> こんな時間に仕事入ってるタレントなんかいやしねぇよ。

 

たけし> いますよ。地方のキャバレー行ってるやつなんかハリウッド・チェーン


を回ったりして大変なんですから。だから私、終わった後でどうしようかと思って

 

んだよね。3時でしょ?そうすっと朝の5時まで、俺、東京温泉で過ごそうかな

 

と思うんだけど、電車はないしねぇ。

 

ダディ> しょうがないから第2部もやっちゃったらどうですか?

 

たけし> 2部にも居候というのもいいですね。でも、ギャラくんない


っていうのもあるしね。

 

ダディ> ああ、ギャラは2か月遅れで届きますから・・・。

 

たけし> えぇっ!?

 

ダディ> 2か月遅れるんですよ!

 

たけし> まずいなそれは。それで事務所に少しとられるんでしょ?

 

ダディ> たけしさんの場合は半分ぐらいとられるんじゃないですか?

 

たけし> そうなんですねぇ・・・。あとですね、この番組を新聞に投稿される

 

ような内容にしたいですね。和泉市の58歳の教員さんなんかに「あの番組はひどい

 

んじゃないか!」と書いてほしいですねぇ。58歳の教員さん、僕のファン

 

なんですよね。2年前から毎週、大手4大紙に必ず批評が載っているんです。

 

「こないだツービートの漫才を見ましたがなんですかあれは!」「テレビの出す

 

もんじゃない!」とかね、いろいろ書いてあって。

 

ダディ> はははは、一種のファンですね。テレビに出ると、必ず見てるっていう。

 

たけし> あとですね。「○春・●人に市民権を与えよ!」

 

ダディ> (笑)・・・もう・・・。

 

たけし> あと、「放送禁止用語に愛の手を・・・」って言うのもありますね。

 

あるでしぃお?この言葉はしゃべっちゃいけないとか?

 

ダディ> ああ、オメ○のことですか?

 

たけし> ガン!まずいでしょ!ウ○コとかそういうことはいけないですよ。

 

だから、放送禁止用語しりとり合戦!「ウ○コ」でしょ「コジ〇」でしょ、


キチ〇〇」でしょ。「イ○キン」


でしょこれを輪廻の法則と言いましてね。


ぐるぐる回ることによってドップラー効果が・・・。

 

ダディ> ははははは。生意気にインテリみたいな(笑)。こういう話は、俺

 

できないんだ。」はっきり言って・・・。

 

たけし> まあ、この番組は世間に一切責任を持たせないでみんなで明るく白い目で

 

見られようと、たけしのこの番組を聞いている奴はみんな白い目で見られる。

 

学校の給食も半分になっちゃうとかねですね。「聞いてるぞあいつは」って、

 

みんなにいじめられたりなんかして、そのいじめられる楽しさをね。とにかく女を○したいあなた、


人を○してみたいあなた、ヤ○ザになりたいあなたは絶対聞くとお得です

 

ということですね。


ダディ> はははは。

 

たけし> ヤ○ザのなり方とかですね。どうして僕はヤ○ザになれないんだろう?


こんなに努力しているのに、いっぱい喧嘩とか、いろんなことやってんのに、

 

ヤ○ザになりきれない人とか、「どうして入○墨はあんなに痛いんだろう?」「新しい


電動式の入○墨、ありますよ?」とかね。入○墨の絵柄は、どうして不動明王とか、


そういうのに決まってるんだろう?とか。

 

ダディ> ああー。あれ不思議だね。


たけし> いちばんくだらないのが般若を蛇が取り巻いてるやつとか。グロテスクです


な。蛇を出しゃいいってもんじゃないんだよね。

 

ダディ> あれを一生背負っていくの大変ですよね、またね。

 

たけし> 入●墨というのは面白いもんで、彫りなおすんですよね。一回彫るでしょ?

 

それが一生続くわけじゃなくて薄くなるんだ、あれ。ほいで3回は彫るの。そう


すると、もう完全に▲ぬまではっきりするわけ。

 

ダディ> はあー。

 

たけし> ほいで、東京医大の標本のホルマリン漬けで残ったりするわけですね。

 

ダディ> ははははは・・・(自分がパーソナリティをやるより)聞いてる方が

 

ラクだ。

 

たけし> まあそういうわけで、そういう番組を一生懸命やりたいですね。

 

一生懸命アイディアをひねって、一生懸命みんなに気に入ってもらって、白い目で

 

見られようという。そういうことですから。ほいからですね。コマーシャルってのも

 

実に必要なんですね。これ言わなきゃ怒られるからね。

 

ダディ> コマーシャルは、けなさないんですか?

 

たけし> イヤですよそんなの。

 

ダディ> なんと手のひらを返したような男なんでしょう。イヤな奴が後釜に


なったんですねぇ。

 

たけし> 私は”ヨイショのたけし”って有名なんですから・・・。もうヨイショしすぎ

 

て指紋がなくなっちゃった。手ぇさえすり合わしちゃって。これで火ぃつきますから。

 

ダディ> はははは。俺、こんな奴に負けたのかなぁ? こんな奴に番組を


譲ったのかなぁ?


たけし> ♪ジャンジャン。みなさんCMですよ。

 

ダディ> ははははは(ダディ竹千代、退場)









 

つづくかも・・・(^^;)

 

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ビートたけしのオールナイトニッポン 3


 

たけし> ここからは私への質問コーナーでございましてですね。

 

「お歳は?」昭和23年生まれですね。あの、自分の本当の生年月日を言うの、

 

私だけですから。セントルイスが私より年上で22年です。B&Bが24年

 

くらいで。悪い野郎だ、25、26年生まれだとか言ってってあのヤロー!

 

あいつ(B&B)は大阪で10年ぐらい修行してまして、ダメで東京出てきたんです

 

から。子どもいるんですよあいつ!二人とも子供いて小学校行ってんだ。週刊誌の

 

取材には「独身です」って嘘ついて、若い女の子に手を出してましてね。アルタの前で

 

「笑ってる場合ですよ!」なんて、そういうことをやって子供ぶってますけど、

 

いい年なんです。30過ぎてますから。


 


高田文夫(以下、高田)> はははは。



 

たけし> 「ご出身は? 東京の浅草という、高級住宅街で育ちましてですね。

 

オヤジが有名なペンキ屋です。北のペンキ店と言いまして、若い衆を25人も

 

使っておりまして、羽振りがいい生活をしてまして、吉原に繰り出して「いよっ、

 

いいよ! ちくしょう!コノヤロー 志ん生!」なんて、志ん生さんの話は

 

どうでもいいですけど・・・。

 

 ほいから「自分の性格は、一口に言って?」。これは明るい。すがすがしい、

 

会ってて楽しい。まあなんていうんですかね加山雄三の昔の青春映画そのもの

 

って感じがしますね。そいから「自分の長所は、頭がいい、顔がいい、

 

スタイルがいい・・・。



 

 

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高田> はははは。嘘ばっかし。


 


たけし> 金持ち。成金のたけちゃんなんて言っておりますけどね、あれは本

 

(「ツービートのわっ!毒ガスだ!」がKKベストセラーズ)が売れたからじゃないんです。

 

本当は、昔から金持ちのセガレですから、」本当ですよ? 短所はね、短所がない

 

のが短所って言われてましてね。短所がみつけられないながイヤだな、

 

出来すぎてる、それが短所じゃないかって周りの奴がみんな言ってますね。


 


高田> はははは。カカカカ。



 

たけし> 「どんなタイプの人が好きか?」これはもう、や○せてくれる人ですね。

 

すぐパンツを○ぐ人、病気を○ってない人ね。それから、とにかく気持○のいい人(笑)

 

「どんなタイプの人が嫌いか?」や○せてくれない人。いますねー

 

ツンツンツンツンして「漫才師なんか・・・」って言う芸能人。でも歌い手だって

 

漫才師と同じですから。や○ゃぁ同じ。う○き声だって同じですからって、

 

そんなことはどうでもいいか・・・。


 


高田> はははは。


 


たけし> 「S○Xは自慢できますか?」これは自慢できません。残念ながら・・・

 

早○しのたけし」と言いましてね。朝6時に起きて出ちゃったりなんか

 

してね、すごいんです。わけもなく夢○したりなんかしてましてね。これはもうダメ

 

ですね。ダメですけども、女にとっちゃ「何回もで○る」って言うのがいいんじゃ

 

ないかって気がしますけどね。

 

 そいから、「(ビート)きよし様をどう思いますか?」って、これはねぇ、

 

きよし様をどう思いますか以前の問題ですよね。まずあいつの欠点、頭が悪い、

 

字が読めない。名前が書けない。ね、東京いていまだにアガってるという状態で。

 

きよしなんかいまだに原宿歩けませんよ。歩いているとアガっちゃうから。つまづい

 

たりなんかして。ほいで、きれいな喫茶店に入って「サインしてくれ」って、

 

ウエイトレスのサイン帳になんかしましてね、」こないだまで僕にサイン

 

もらってたんですから、完全なカッペです。田舎ッペに「カッペ」って言われてるの

 

こいつだけですから・・・。

 

 で、「今年の目標」。今年は早くお金収めて、近所でスナック」かなんかやって

 

ですね。僕の漫才やってる時の写真を壁に張ったりなんかして、「これが俺なんだ

 

よ!」なんて、「俺、昔漫才で売れたんだよ」なんつうんで、かあちゃんと

 

二人でアタリメ出したりなんかしてね、お客からぼったったりなんかして、、「高い

 

じゃねぇか!」「何言ってんだコノヤロー!」って脅かしたりなんかして、その

 

お金でハワイ行ったりなんかしまして、ですね。スナックのオヤジっていうのは

 

夢ですね。そいから松竹芸能とか、そういうセコい芸人が集まってるところに

 

言って芸人の悪口言うの、いいですね。お金わざと見せびらかしたりなんかして、

 

「200万円落とした」って警察に届けちゃったりしてね。「いや、どうって

 

ことないお金です」なんつってね



 


高田> アハハハ



 


たけし> 「お茶飲もうとして持ってたんで」、なんて、そういうわざとらしい

 

ことをいっぱいしたいですね。で、「私の癖」ってのは、どうも自慢しすぎる

 

って言うのがありますね。お金があるって言うのがいけないんじゃないかと。お金

 

のことをすぐいうっていう。そういわないとほら、貧乏してたのがバレちゃう


・・・そんなことどうでもいいか?


 それから「現代社会をどう思われますか?」いい社会ですねぇ。私がこういう

 

事をできるっていうのも、皆様のおかげですからね。ぜひともこの社会

 

をダメにしないでほしい。悪い事いっぱいしてください。そう言う感じですね。

 

〇柳(〇也)さんの事件なんかうれしいですねぇ。金●バット事件(1980年

 

11月29日、川崎市の自宅で、浪人2年目の予備校生・一〇展〇が就寝中の

 

両親を金●バットで殴打〇害した)なんてのは、楽しいですね。金●バット、

 

王選手が怒ってましてね。「圧縮バットも禁止されてるのになぜ金属バットを

 

使ってんだコノヤロー」なんて・・・。

 

 

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たけし> つぎは「たけしのテレホンショッキング」! 題名、これ私が考え

 

ましてですな。ハガキがちょっときておりますので、読んで

 

みましょうね。

 

(僕は二浪の予備校生)、二浪で予備校生、頭悪いんでしょうねぇ。((うちの父は、

 

東大出の大蔵省管○。母は日本女子大出、兄も早稲田を出て、三菱銀行に努めて

 

います。そして。何かにつけて家族は私を比較して白い目で見ている。ここまで

 

お聞きになればわかるでしょう。あの一柳○也と全く同じケースなのです。

 

実を言うと僕も親を○そうと思って、金●バットを買ったのですが))・・・


 

怖い奴ですね!((一柳に先を越されて・・・))、先を越した越されたって話じゃない

 

って感じがしますけど。




 

高田> アハハハハ。


 

たけし> ((しかし、初志貫徹。近いうちに計画を実行しようと思いますが、

 

まったく同じことをしたんじゃつまりません。頼りになるのは日本中でたけしさん

 

以外にありません。相談に乗ってください))。怖い!新宿区、浦野丈太郎。

 

大丈夫かなおい、こいつ。




 

(電話が鳴る)




 

たけし> あっ!・・・ちょっと、ヤな予感。(電話を取る) もしもし?

 

浦野> もしもし。


 

たけし> たけしですが、浦野さん?

 

浦野> はい。

 

たけし> 浦野さん、金●バットで一柳に先を越されたっつうんで、計画を実行

 

しようと、そう思っているんですか?


 

浦野> ええ、今日も正月でね、オヤジの会社の連中が来たんですよ。その目の前

 

でね。「こいつはバカだ」とかね、もうめちゃくちゃ言うんですよね。もう


 

たまりにたまって頭にきて、今日あたりホントにやっちゃおうかななんて思ってんですけど

 

ね。


 

たけし> 今日あたりやっちゃうのはいいんですけどね・・・一柳○也っていうのは、

 

事件があった時に、すぐもうバレちゃってんの。やっぱり、やる場合はねえ、

 

逃げきる覚悟でやんないとダメですなあ。


 

浦野> ああ。どうしたらいいんですか?



 

たけし> 金●バットはどこで買いました? なるべく遠くで買わないと。

 

浦野> 駿河台のスポーツ店で買いましたけど。

 

たけし> 印象あります? そのスポーツ店の店員が、あんたが金●バットを

 

買ったっていうのを。

 

浦野> そんなに、あんまり堂々と買ったわけじゃないですから。

 

たけし> 兄貴やなんかは、あんたが金●バット持ってるってのは知ってます?



 

浦野> 近所の人が、なんか見てたみたいで。

 

たけし> まずいなあそれは。だから一番いいのはねえ、近所の人が見てる目の前

 

でですね、近所の子供にそのバットをあげちゃいなさい。で、自分のバット

 

はもうないという設定にしたほうが早いですな。


 

浦野>ああ、でも、高かったんですよね。

 

たけし> 高かったもんたって(笑)。親ブン殴ろうって時に高いもクソも。

 

だから、まずあげちゃうわけ。そしてあんたのこと全然知らないような遠くのほうに

 

言って、どさくさにまぎれて金●バットを盗んでくる。そうしないと足つくから。

 

ほいであんた、力ある?

 

浦野> ある方だと思います。


 

たけし> うんと力ないと金●バットで頭がい骨は割れませんよ?頭蓋骨を貫通

 

するためにはね、溶接で五寸釘かなんか金●バットにつけたほうがいい。そうすっと


 

一気にいけるから。そいでなるたけ後頭部を一気に叩くと。これがやっぱり一柳

 

と違うところだろうね・・・。


 

浦野> でも、時間がすごくかかるような気がするんですよね。


 

たけし> ああ、溶接してるとこを見つかぁっちゃいけないっていうのはありますな。

 

でもね、やっぱり金属バットっていうのは、王選手も言ってるように、圧縮バットも

 

禁止されてる時にね・・・アマチュアは金●バット使いますけど、やっぱプロは

 

木製のバットにしてほしいですな。ルイズビルかなんかのね。


 

浦野> 木製?それ、溶接できないんじゃないですか?


 

たけし> ああ! そうか。そういう場合はねえ。ナイフで木のバットを削って

 

突起物をいっぱ出したほうがいいんですよ。鬼の持ってる棒あんでしょ?棍棒

 

みたいなデコボコのやつ。ああいうふうな法がいいんじゃないんですかね。

 

浦野> あの、たとえば剣山もたいな。

 

高田> いいアイディアだ!


 

たけし> そうそう、剣山をひもでくくりつけるっていう手もありますね。出血多量

 

で死ぬケース。でも、頭がい骨ん中に穴がいっぱい開きすぎて、そこから足がつく。

 

やっぱり草月流の剣山はよくないですよ。



 

浦野> そいで、やったあとは、捕まりたくないですから、あんまり。


 

たけし> うん、だから「酒飲んで寝ちゃった」って一柳は言ってましたけど、

 

あんたの場合はビニール本か何か出してナニカにふけっていたという状態の方

 

がね、一生懸命夜中じゅう起きてたっていう感じが出ていいんじゃないかな。

 

勉強してるとばれちゃうって感じあんじゃん?「急に勉強なんかしだしておかし

 

い、あいつは」って。やっぱりいつものとおりふけるというね。タンパク質を出すと

 

いうかんじが・・・



 

高田> ははははは。何を言って・・・・。


 

海の> ああ、それぐらいなら大丈夫です。


 

たけし> とにかくですね。計画が完璧に行くこと陰ながら祈っております。

 

もし捕まった時は、電話してください。


 

浦野> はい。またよろしくお願します。


 

たけし> はいどうも。(電話を切る)・・・いやあ、驚きましたですな、しかし。

 

何を考えて・・・私も相槌うってちゃいけませんけども。

 

 

 

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

森谷和郎(2008年当時)日本放送編成局長インタビュー

 

 

 

・・・たけしさんの「オールナイトニッポン」起用を

 

発案されたのは、どなたなんですか?

 

 

 

森田に> 僕ではなくて、ボクの上の人間。

 

僕は、たまたま現場にいたということだけ

 

ですね。それまでは、桑田佳祐や、明石家さんま、

 

オフコースとか、松山千春とか、おもに、

 

音楽系の番組をやっていました。だから、たけし

 

さんの番組をやることになったのは、

 

本当に偶然なんですね。

 

 

 

・・・当時の漫才ブームについて、

 

森田にさんは、どう、思っておられましたか?

 

 

 

森田に> う~ん。あまり興味がなくて。

 

正直言って。。番組始まるまで

 

ツービートの、どちらがたけしさんで、どちらがきよしさんか、

 

よくわかっていなかったくらいの認識でした。

 

 

 

・・・だとすると、第1回の放送が終わった時、

 

真っ青になったんじゃ

 

ないですか?

 

 

 

森田に> いやいや、当然、第1回は生放送

 

じゃなくて録音ですから、危ない内容

 

の発言は、編集しまくりました。

 

 

 

・・・えっ!あれで、編集したんですか?

 

 

 

もりたい> ええ。そしたら、カットしすぎて、

 

尺(分数)が、足りなくなっちゃって...。

 

 

 

確かに、番組の中で井上陽水さんの曲が、かかるんですけど、

 

それが、原曲より2分長いんです(笑い)。歌が3番まで行ったら、

 

もう1度、1番に戻るという編集をして、

 

放送時間を埋めました...。

 

 

 

 

ぷぷ...

 

 

 

備考:この内容は、

2008-2-4

発行:太田出版

著者:ビートたけし

「ビートたけしのオールナイトニッポン

傑作選!」

より紹介しました。