「犯人は、お前だ!」
「小学生の江戸川」を名乗るユーザーが、
難事件の犯人を言い当てるサイトが話題を
呼んでいる。ツイッターなどで拡散され、
その完成度の高さから「誰が作ったのか」
という意見があがっている。
このサイトは22日にオープンした「犯人はお前だ」
(http://who−hannin.com)。
難事件に対して独自の推理を披露し、犯人を名指し
するだけでなく、動機や動かぬ証拠も提示している。
「このサイトについて」というページでは過去に
解決した事件として、東京を一望できるベルツリー
タワーのオープニングセレモニーで出席客が
狙撃された事件や、山手線爆破未遂事件、
外国人から「SHINE」と言われた事件など
を上げている。
「小学生の江戸川」は自らを小学一年生と
しているが、綿密で隙のない論理的思考、
サイトの推理を元にして警視庁が犯人を
実際に逮捕した事実が明らかになると、
一部からは「小学一年生がここまで推理
できるのか」と不自然さを指摘する声が
上がった。
また、過去に解決した事件についても社会的には
探偵の毛利小五郎氏が解決したとされているケースも
含まれており、騒動は沈静化しそうにない。
犯罪について研究する米花大学心理学科の
青山教授は、「あくまで想像だが、黒の組織に
飲まされた薬によって体が縮んでしまった
『体は子ども、頭脳は大人』な人物が絡んで
いるのではないか。
あくまで想像だが、
毛利探偵に麻酔銃の耐性が出来たために
探偵役を演じるのはなかなか難しくなり、
自ら情報発信を計っている可能性がある。
あくまで想像だが」と話す。
「黒の組織」や「麻酔銃」に関する詳細は
不明だが、よく似たドメインを「AGASA」
なる人物が取得していることもあり、
連載開始から20年経った今も漫画の
世界では半年しか経過していな某推理漫画が、
時系列の整理やマンネリ化を防ぐ目的で
次なる展開として立ち上げたサイトとの
見方も指摘されている...。
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「十二支、来年は”猫年”へ変更へ」
国会議員と有識者で作る「新十二支を
考える会」は7日、来年度の干支を、
従来の「戌」から「猫」へと変更することで
一致した。試験的に一年間だけ導入され、
13年後は未定。新規参入は、干支思想が
成立して以来約2700年ぶりとなった。
新十二支は、「いたち」や「山羊」など
7つの候補の中から最終的に「熊」、「猫」、
「まぐろ」が選ばれて審議が続いていた。
猫に決定した理由について西村浩次会長は、
「緩やかな下り坂を見せる猫業界の盛り上がりを
支援する」ものとし、同時にねずみに対して
何らかの処罰を与える方針も示した。猫は、
ねずみのついた嘘によって十二支に入って
いなかった。
来年度に予定されていた戌は07年へ繰り
上げとなるが、年末での唐突な変更に混乱は
避けられない見通しだ。今後は、政府主導で
全国の関係団体にカレンダーなどの印刷し
直しを要請する。
今回の決定は日本経済の盛り上がりを
期待しており、猫業界だけでなく、カレンダー
業界や出版業界などの影響も予想される。
出版大手数社では、戌の字に書き足して猫に
変える技の解説本が出版されることが決定し、
今後も多方面で影響が出そうだ...。
政府は経済効果を3兆5千億円と試算しているが、
戌業界は「不服」として猫関連製品について
非買運動を発表している。
猫の顧問弁護士・根来猫太さんの話
「にゃあにゃあにゃー。にゃあにゅー。
ニャーニャー(ついに、悲願が叶った。
先祖になんと言ったらいいか。
涙で何も見えない)」
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【東都地裁、AKB選挙に”合憲”判決。
”一票の格差”認めず】
東都地裁(前田敦男裁判長)は10日、
AKB48総選挙について、「一票の格差」を
認めない判決を下した。かねてより問題視
されていた領域に、司法判断が初めて
切り込んだ格好だ。
この訴えは、2011年6月のAKB48
選抜総選挙において、「一票の格差」が最大
4000倍に及んだことは「法の下に平等を
定めた憲法に違反している」とし、都内在住の
男性(34)が選挙無効(やり直し)を求めて
いたもの。
男性はこの選挙で、なけなしの
小遣いで投票券入りCDを1枚購入して
「推しメン」に一票を投じたが、このメンバーは
選抜入りを逃したという。しかし、その後に
テレビで「一人で4000枚もCDを購入して
投票する男性」がいることを知り、選挙制度の
平等性に疑問を持ったとしている。
判決で前田裁判長は「AKB48選抜総選挙は
憲法に準じず、よって法ではなく『財力の下に平等』
であるべき」と述べ、現行制度で何ら問題ない
とする見解を示した。原告の男性は即日控訴した。
今年6月の総選挙では貯金50万円をつぎ込んで
投票券を購入するファンも登場するなど、
選挙戦は規模・注目度ともに「国民的行事」
(テレビ関係者)に発展。
資金を注ぎ込むことが当選への
定石になりつつある現状を判決が
加速させることを懸念する声もあるが、
AKB48ファンの反応は冷静。「経済力を
使うのも、ようは熱意の見せ方のひとつ」
「裁判所のお墨付きが出た」などの意見が
ネット上で大勢を占めた。
その一方、前田裁判長の「推しメン」が
問題の選挙で1位を獲得していたこともあり、
「やり直しは絶対に認めたくなかったのでは
ないか」との意見も見られた。
またこの日、近畿地裁にも同様の訴えがあり、
受理されたことも判明。この問題が全国に
波及する可能性も出てきた...。
備考:この内容は、
① 2014-11-23配信
② 2005-12-7配信
③ 2012-6-11配信
「虚報タイムス」
より紹介しました。