「HONDA Ape100」の紹介... | Q太郎のブログ

Q太郎のブログ

パクリもあるけど、多岐にわたって、いい情報もあるので、ぜひ読んでね♥
さかのぼっても読んでみてね♥♥

 

 

 

【遊びの範囲がまた広がる

待望の本格4サイクルミニ復活!】    文:松尾考昭

 

 

 

 この日を待っていた。ホンダの小型優等生

 

エンジンを積んだストリートモデルが、

 

久々に発売された。誰にでも取っつきやすく

 

価格も手ごろ、燃費もいい。

 

しかも、見かけ以上に、よく走るんだ、これが...。自転車

 

 

 

 

 

 

 

【齢を重ねた愛車たち】

 

 

 私は、個人的にエイプには親近感があった。

 

エイプの基本構成である、コンパクトな空冷4

 

サイクルOHC単気筒エンジンを、軽量な

 

ダイヤモンドフレームに載せ、前16、後ろ14インチの

 

小径タイヤを履いた、スマートなストリート

 

バイクが初めて登場したのは '76年。 自転車 自転車

 

 

 

 

 軽量ミニスポーツ車 XE50/75 シリーズが最初であり、

 

当時、私は 75ccの XE75 を、早速、買い求めて日常の

 

足代わりに、またツーリングの友として

 

愛用した。これがエイプ(猿人)の、ご先祖様と

 

の、お付き合いの始まりだった...。自転車 自転車 自転車

 

 

 

 

 気軽に乗れて、高&好性能な、この XE75に

 

味を占めた私は、'80年代に入って後継モデルと

 

言える、ミニトレールの XL80S に乗り換えた。自転車 自転車

 

 

 

 さらに並行して、'86年に発売されたミニ競技

 

専用車で、リヤサスがモノショック化された XR80R

 

も入手し、小さくて扱いやすい XR で、オフ

 

遊びも堪能。

 

 

 

 次いで '87年に、この XRの公道版

 

とも言える XLR80Rが発売されるやいなや、

 

私はまたも XL80Sから乗り換える。'99年には

 

やはりミニ競技専用車の XR100Rを購入し、

 

編集部総出の、24時間耐久エンデューロに参戦

 

などもしたものだった...。自転車   自転車

 

 

 

 いつも私の側には、この小さな4サイクル

 

単のスポーツモデルがあった。相性がいい

 

のだろうか? このシリーズと一緒に、色々な思い

 

出を作ってきた。ちなみに、今でも XLR80R

 

は、毎日のように私の足として、活躍してくれて

 

いるのだ。足 足

 

 

 

 しかし、XLR80R発売以降、国内の

 

小排気量スポーツ車市場は、製造コストの安い

 

2サイクル勢で占められた格好で、常々私は、

 

寂しい思いをしていたところへ、エイプの登場

 

だから、そら、うれしい。 キョロキョロ 爆笑音譜

 

 

 

 

 また、このエイプ、開発に当たったのが

 

同社で、若者たちだけを集めて作った、”Nプロジェクト”

 

というグループだというのも興味深い。

 

 

 

 長年培われてきた手堅いエンジンというのと、車体構成を、

 

新しい感覚でアレンジして現代風の好性能

 

スポーツを、生み出したということか? 使える

 

ところは使い、安い価格に、仕上げるのも、それが

 

楽しいバイクならば、よいのではないかという

 

ことだ...。コアラ パンダ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「XLR80R」

 

 

 

 しかも、定評のある競技専用車 XR100Rと同じ

 

排気量(50ccモデルもある)の、ストリート

 

バイクとして、出てきたのだから気になる。15歳

 

の XLR80Rとはスタイルも違えば、タイヤ

 

サイズも大違いだが、これは乗ってみたいのが

 

同シリーズファンの心情だ...。 わんわん にゃー

 

 

 

 

 早速またがり、軽くキックを踏み下ろすと、

 

ポロポロと 99ccのエンジンは回り始める。 自転車ダッシュ

 

 

 

 排気音はXR100Rに比べて、静粛で迫力はない。

 

小さなアップハンドルまわりや、電装部品など

 

も、シンプルな構成で、高級感には乏しい。だが、

 

そんなことも走り出すと、すぐに気にならなく

 

なった。低回転域から豊かに湧き出るトルク

 

と、ハイギヤードな2次減速比の設定で、思い

 

のほか加速がいいのだ。晴れ

 

 

 

 

 信号待ちから発進し、次々シフトアップ

 

していくと、周囲にいた4輪車の群れは、はるか

 

後方へ置き去りである。エンジン回転は低く

 

ても、十分に加速して行くので神経も遣わず、

 

気分はゆったりだ。おすましペガサス おすましスワン

 

 

 

 

 低中速域には、農耕機的な

 

穏やかさがある。もっとも5速に入れて後続車

 

を引き離した時点で、小さな速度計を見ると、

 

せいぜい速度は60km/hくらいのもので、それで

 

十分に交通の流れをリードできるのだから、

 

速度違反の取締りも気にならない。時計

 

 

 

 

 だが、さらにアクセルを開けていくと、100の

 

エンジンは、シリーズに共通するパワーバンド

 

に入ったうねりとともに、高回転まで伸びやかに

 

吹き上がっていき、速度計の針は80km/hを

 

超える線まで振れていく。走行が100km未満の

 

新車で、これだから当たりがつけば、もう少し

 

上も回るようになるだろう。これなら、一級道

 

での追い越し加速時に、不安を感じることも

 

あるまい。ランニング 筋肉 ハートのバルーン

 

 

 

 

 2人乗りも視野に入れているせいか、

 

1人だと乗り心地は少々硬めだ。だが、車体の

 

鋼性感も過不足なく、身のこなしも素早く

 

て、運動性も十分ある。またエイプの特徴でも

 

ある、太いタイヤは、寝かせ過ぎは禁物だが、

 

走行中のクセも、それほど感じられなかった。自転車

 

 

 

 

 これなら、ちょっと裏山の、獣道へも不安

 

なく、乗り入れることもできるし、広い空き地で、

 

子どものバイク練習などにも使えそうだ。バイク

 

遊びの範囲が、また広がることは間違いない。 宇宙人くんはてなマーク 恐竜くんハッ

 

 

 

 

 小さくて軽い、4サイクルのミニスポーツモデル

 

復活に、拍手を送りたい...。 自転車 拍手

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

きゃは!

 

何か、私に、

 

用なの? ひらめき はてなマーク

 

 

 

備考:この内容は、

平成14-4-15

発行:八重洲出版

「motor cyclist」

より紹介しました。