2011-9月に「More Kiss/Song for You」を引っさげ ”アイドル戦国時代” に、
新たな旋風を巻き起こした Fairies。
激しいダンス&ボーカルレッスンを積み重ねて掴んだ大きな力と、
勇気を武器に、彼女たちが目指すのはズバリ ”世界” !
両A面となる新曲を発売!
「HERO」は、跳ねるリズムが印象的な楽曲、
一方の「Sweet Jewel」は、彼女たちの大先輩でもある SPEED に、
数多くの曲提供を行ってきた、伊秩弘将が手掛けたポップチューン!
・・・2ndシングル、完成です!雰囲気が
全然、これまでと違う2曲で驚きました。
特に、「HERO」は、カッコよくて
ビックリ。初めて聴いたときの感想は?
清村> とにかく英語が多くてビックリ
したのと、ビートに乗るのがちょっと
難しい感じがしましたね。リズムが難し
かったです...。
下村> 私も、初めて聴いた時に、リズムが
速いし、しかも、英語もあるので、英語の
単語を譜割に入れていくのが
難しかったですね。読み仮名を振って、
そのまま読むとメロディが余ったり、
少なすぎたりもしたので、そこを合わせるのが
大変でしたね...。
藤田> 私も、読み仮名を振って、英語を歌うと、
発音をつなげて歌うところも
たくさんあるので、苦戦しましたね。思って
いたより、英語の発音が難しかったですね...。
・・・でも、これから海外に出て行きたい、
という目標があるからね?
藤田> そうなんです。だから、これから
もっと頑張ろうと思いました...。
伊藤> 私もこの曲を、最初に聴いたときには、
英語が半分以上だったので、”えっ? これ、
本当に歌えるの?”という感覚だった
です。
発音が、たっぱりどうしても難しくて、
レコーディングでも、何回もつまずいて、
何回も教えてもらって...っていうのを
繰り返したんです。だけど、歌っていく
うちに、ダンスの振りとかも、カッコよく
なりそうだなって、想像が出来て、
楽しかったです...。
・・・確かに、この曲は踊るっていう意味
では、いろんな表現が出来るそうですよね?
伊藤> そうなんです。
・・・今後は、英語にどう取り組む?
伊藤> 英会話を習っているんですけど、
それをもっともっと、頑張ろうって
思いました。この曲が第1歩です...。
・・・真尋ちゃんは、どう?
林田> 私も、英語がたくさんあるなぁって
思いました。発音の難しさを改めて
知って、驚きましたね。単語と単語をつなぐ
フレーズとかも大変でした...。
・・・中1のメンバーは、英語を始めた
ばかりですもんね?
藤田、下村、林田、清村> がんばります!
・・・理香子ちゃんは?
井上> 最初に聴いたときの印象は、
パワフルだなって思ったんです。聴いていると、
パワーがボンボン迫ってくる感じだった
ので、そう歌えるように、頑張りました。
でも、私の歌声には、なかなかパワーが、
なじまなくて...。だから、この曲を歌ったことで、
歌声にパワー感を出せるようにする
のが、今後の課題だなって思いました...。
・・・続いて、空ちゃんはどう?
野元> 普段から洋楽が好きで、洋楽の
アーティストのように英語詩で、バリバリと
歌うのってカッコいいなって、ずっと
あこがれていたので、この曲をもらった時には、
英単語をちゃんと、歌いこなせたら、
カッコいいだろうなぁって思いましたね。
それで、ちゃんとレコーディングのときにも、
その気持を、意識しました...。
英単語を、そのまま読んでしまうと、日本語っぽい
英語になってしまうから、発音を意識したり、
音がつながる部分を気にしたり、
しながら歌いましたね...。
・・・洋楽が好きな空ちゃんが聴いて、
完成した「HERO」は、どうでしたか?
野元> すごくカッコよくなったなって
思います...。
・・・この曲を楽しむポイントは?
野元> ”HEROポーズ” というのが、振りの
中に入っているんですよね。このポーズが
出てくるところでは、一緒にやって
もらいたいなって思います...。
伊藤> 振りは、覚えやすいです。1回見た
だけでも、覚えられると言うか。一緒に
やってもらえると、うれしいですね。
ステージから見ていても、すごく気持ちが
上がります...。
藤田> サビで。”誰もが名もなきスーパー・
スター”って言ってるんですが、この曲は、
応援歌としての意味もあって、頑張ろう、
前へ進もうっていう歌詞が好き
なんです。自分も頑張ろうって思える、
励まされる歌なので、そこを聴いて
もらいたいです...。
・・・そして、もう1曲は「Sweet Jewel」。
がらりと雰囲気が変わって
キラキラ感が満載!
野元> カワイイ! って感じですよね。
井上> スウィート! ですよね。
藤田> イベントなどで、2曲を続けてやると、
その空気感のコントラストがすごく
面白いんです。
「HERO」で、すごく
カッコよく見せた後に、「Sweet Jewel」を
踊ると、落差に驚くくらいの
可愛さが出てくるんですよ...。
清村> 振りつけの中で、1人ひとりが
アピールする部分があるんですけど、そこでは、
みんな思い思いのアレンジで、パフォーマンスを
見せるので、そこは見どころです...。
藤田> けっこう、その日のお客さんの雰囲気や、
会場の感じで、その場所だけの
パフォーマンスになるように、みんな全力で
楽しみながらやってますね...。
・・・踊っているところも、注目の1曲
ですね? かわいい女の子で魅せる「Fairies」。
この曲には、どんな自分たちが、
出ていると思う?
伊藤> 楽しんでいる感じが、出ていると
思います。メンバー全員、みんな素の笑顔
だし。妖精な感じもするので「Fairies」の
イメージには、ピッタリじゃないかな?
と思います...。
林田> あとは、表参道の、「クリスマスイルミ
エーション」の、イメージキャラクターでも
あるので、光の妖精っぽいキラキラ感が、
歌でもパフォーマンスでも、出せていたら
いいなと思います...。
・・・すごく、アイドルっぽい、キラキラした
歌なので、みなさんが思う、アイドルに
なるために、必要なことと言うと?
伊藤> 笑顔ですね。
井上> あいさつを元気に、ちゃんと
出来るということです。
林田> 明るく声を出すことも大切
だと思います。
下村> あとは、自信を持つ
ことですかね。
井上> 自分自身が、歌やパフォーマンス
することを、心から楽しむことも大事です...。
・・・そんな、みなさんにとって、2011年は、
どんな年でしたか?
野元> デビューする前に、この7人が
集まったのが、デビューの3ヶ月くらい
前でしたし、集まってからデビューまでも
本当にあっという間に過ぎて行って...。
デビューした夏も、”夏ってあったっけ?”って
くらいの勢いで過ぎ去って、もう
2011年も終わり...? みたいな感じです。
1日いち日が、充実していた気がします...。
下村> 一番頑張った時間だったと
思います。みんな、ダンスレッスンも、勉強も、
夏休みには宿題も頑張ったし、振りつけの
先生に怒られながらも、レッスンも
頑張ったので、一番がんばった年になったと
思います...。
・・・では、2012年は、どんな年に
します、という宣言をお願いします!
伊藤> お子さんから、大人の人まで幅広い
年齢層の方に「Fairies」を知って
もらって、全国のいろんな街にも行きたい
なって思います...。
野元> 活動の幅を広げて行きたいですね。
大きなステージでライブもしたいけど、
もっとバラエティー番組とかにも出て、
知名度を高めていきたいです...。
まだ、テレビ番組では緊張しちゃって、
自分たちを出せていないなって、
思うことも多いので、本当の
自分たちを魅せられるように
なりたいなって、思っています...。
備考:この内容は、
2011-12-29
発行:エンターブレイン
「別冊 CDでーた」
より紹介しました。