【 1日18時間 寝ていても、具合が悪いわけではない】
猫と、一日一緒に過ごしてみればわかるが、
猫は本当によく寝る...。
”寝る子は育つ” と言っても、ちょっと寝過ぎじゃない?
人間が、そんなに寝ていたら、
「具合が悪いのでは?」と、心配するほどだ。
そんなに寝ないと、活動できないなんて、
体力不足なのでは? と案じてみたり...。
だが、猫の名前の元来の意味は「寝る子」だという説もあるくらい。
猫は、もともと、一日の大半を、寝て過ごす生き物なので、
心配する必要はない...。
1日24時間のうち、18時間ほど寝ていることも
珍しくないというから驚きだ。
猫の毎日は、ほとんどが「寝る」で、
あとは、「食べる」、「遊ぶ」くらいのもの。
季節によっては、恋や育児が入ってくるが、基本的には、
「寝る」
「食べる」
「遊ぶ」の、3つで、日を送っている...。
また、本来が夜行性で、昼間は、寝ていて体力を温存し、
夜は、狩りに出るのが、猫の正しい
ライフスタイル...。
夜、猫が起きているのを、人間は、あまり見ていないので、
なおさら、「いつも、寝てばかりいる」と、感じられるのだ。
なお、最近は、人間の生活サイクルに馴染み、昼起きて、夜寝る猫も
いるとか...。
これも、時代に合わせた変化かも...?
備考:この内容は、
平成22-6-30
発行:日本文芸社
監修:竹内徳知
「ネコの気持ち」
より紹介しました。