車をスキー場などの、寒冷地に一晩、停めておくと、
エンジンが冷え切るために、翌朝、始動するときに、
ひと苦労することがある。
これを避けるためには、まず、エンジンを風上に
向けて駐車させないことだ。エンジンの冷えすぎを
防ぐだけでなく、ラジエーターグリルが、雪で
塞がれるようなことをなくすためだ。
これ以外に、車を停めるとき、すぐエンジンを
止めてしまわず、10分間ぐらいアイドリングをして
バッテリーを充電しておくこと、エンジン付近に
毛布などをかけておくこと、などの処置をすれば、
翌朝の始動が、ずっと楽になるはずだ...。
冬季夜間、屋外に駐車する場合は、
ワイパーが、フロントガラスに、へばりつくので、
上に上げておくと、良いと思います...。
備考:この内容は、
昭和55-3-10
発行:ごま書房
著者:樋口健治
「クルマとつきあう法 1」
より紹介しました。