立川談四楼「本書く派」... | Q太郎のブログ

Q太郎のブログ

パクリもあるけど、多岐にわたって、いい情報もあるので、ぜひ読んでね♥
さかのぼっても読んでみてね♥♥

結婚披露宴 に対する画像結果

 

 


 

入船亭扇好、春風亭笑好、古今亭朝次(現・桂才賀)の3人が、

 

結婚披露宴の余興に招かれました。

 

司会に促され、

 

舞台へ。さあ、仕事です。

 

それぞれが、改めて自己紹介すると、客席がざわめきました。

 

 

何だろう? と思い、しばらく待って

 

いると、ざわめきは収まらず、むしろ次第に大きくなり、騒ぎとなりました。

 

で、1人の客が立ち上がり、言ったのです。

 

 

 

「縁起でもねえ名前だ。お前たち帰れ!」と。

 

 

 

 お客は扇好を「線香」、魂

 

笑好を「焼香」、炎

 

朝次を「弔事」と、ふとん1ふとん3

 

受け取ったのです。

 

それで、縁起でもねえ名前だと...。出来すぎです。この話。

 

 

 

桂才賀に確認をとったところ、一笑に付されました。

 

怖いですね。落語家は、実在の人物を使い、こういう話をデッチ上げるん

 

ですから。そしてまた、それを紹介する落語家がいるんですから...。ニヤニヤ

 

 

 

 

 

 

 

とんぼとほたる に対する画像結果

 

 

 

 亭号が柳家の「とんぼとほたる」という兄弟弟子がいました。

 

現・柳亭風枝と、現柳家権太楼の両師です。若き日の ”とんぼとほたる” が、

 

田舎へ招かれた折の話です。主催者が現れ、挨拶をしました。

 

 

 

「私が、この町の町長です」と。そこでとんぼ、ちょうちょ

 

「私がとんぼで、こっちがほたるです」。鳥

 

芸名を名乗っただけなのですが、町長はバカにするなと激怒。ひらめき電球 ムキーむかっ

 

 

 

 

ちょうちょう、とんぼ、ほたる揃ったという、ただそれだけの話なのです。

 

もちろん、この話もマユツバです...。目

 

 

 

 

 

 

 

ほたる に対する画像結果

 

 

 

 古今亭志ん朝は晩年、脳溢血の後遺症で、カラダが不自由でした。

 

それでも、大の銭湯好き、

 

弟子におぶさって、通うのを常としました。温泉 ランニング

 

 

 

ある時、弟子が、ヘチマと間違え、タワシで、

 

背中をこすったそうな。そのときの志ん生のフレーズがいいんですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「オレは、お地蔵さんじゃねえよ」って。

 

いや~、上手いことを言うもんです。

 

これ、本当の話です。

 

 

 

 古今亭志ん生は、晩年、時々トイレに間に合わなかったそうです。

 

図らずも廊下で粗相してしまうわけで...。弟子も、これには、

 

ためらいを見せました。すると、志ん生は、言ったそうです。

 

 

 

 

 

 

 

農家の肥組み に対する画像結果

 

 

「おまえね、ウ○コを嫌がるようじゃ、いい百姓にはなれないよ」と。

 

絶妙の喩え(たとえ)ですね。うんち 滝汗 笑い泣き ゲロー

 

 

 

 

 志ん生、廊下から庭を見ていたそうな。

 

すると、上空にジェット戦闘機が現れ急降下。

 

その時、まるで人に言うように、こう言ったそうです。飛行機ダッシュ

 

 

 

「危ないよう、つんのめったらどうすんだい?」

 

つんのめるが、効いてますよね。

 

 

 

 弟弟子の立川談幸が、前座の頃を綴った『談志狂時代』なる本を上梓しました。

 

で、その折「これで私も本書く派」と、言ったわけです。

 

あのこれ、本格派に掛けてあるのですが...。メモ

 

 

 

 

 

===================

 

 

 

 

 

 桂米助師は、”ヨネスケ” の名も持っています。

 

落語家とタレントを使い分けてるわけ

 

ですが、タレントとしての長い仕事に、

 

『突撃!隣りの晩ごはん』があります。カレー

 

 

 

 長寿番組には、やはり長寿番組ならではの秘密があります。先日、その苦労の

 

一端を知り、納得し、さすがと感じ入りました。

 

 

 

 オンエアでは、テンポもよく、順調に見えますが、

 

苦労が多いそうです。訪ねると留守

 

だったり、すでに食事が済んでいたり、

 

あるいは、激しく拒絶されたりで...。ラーメン

 

 

 

 

 

 

 

隣の晩ごはん に対する画像結果

 

 

 相手の感触が思わしくない時の、秘策があるそうです。

 

田舎へ行くと、たいがい仏壇があります。

 

まず、その前に座り、手を合わせるのだとか...。プレゼント おばけ オバケ

 

 

 

 そうすることによって、受け入れ体制が

 

整っていくのを背中で感じるそうです。

 

誠意が通じた、その一瞬を逃さず、

 

ロケを敢行するんですね。

 

 

 

恐れ入りました...。宇宙人くんはてなマーク おばけくんハッ キョロキョロ ガーンあせる

 

 

 

 

 

 

 

 

備考:この内容は、

2009-8-20

発行:光文社

著者:立川談四楼

「もっと声に出して笑える日本語」

より紹介しました。