【今が旬の冬野菜を楽しもう!】
美味しく、栄養価が高い旬の野菜。
冬を旬とする野菜は、
寒さで凍ることがないように細胞に糖を、蓄積するため
糖度が高く、甘く感じるものが多いのが特徴です。
冬野菜を使った温かい料理で、寒い冬を乗り切りましょう...。
【野菜から摂れる主な栄養素】
野菜には、さまざまな栄養素が含まれています。
中には野菜ならではの、ものも...。
★ ビタミン
ビタミンA、C、Eが多く
含まれます。これらのビタミンは、
互いに助け合いながら、細胞に
ダメージを与える活性酸素から
体を守ります...。
★ ミネラル
カルシウムや鉄は、動物性食品だけでなく、
冬野菜の中にも、多く含まれています。
カリウムは、野菜に多い栄養素です...。
★植物繊維
植物繊維の主な摂取源が野菜です。
排便を促す不溶性を多く含む野菜や、
腸内の善玉菌を増やす水溶性を
多く含む野菜があります...。
★ ポリフェノール
野菜の色素や苦味、辛味などの
もとになっています。
さまざまな種類がありますが、
共通の働きとして、強い抗酸化作用が
知られています...。
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作ってみよう!・体ぽかぽか!
甘みと旨味の冬野菜カレー
いつもの具材を、旬の野菜に変えて作る冬カレー。
冬野菜ならではの、甘みと旨味があって、栄養も満点です。
【健康ポイント ①】
今が旬! れんこんを使おう。
「れんこん」 栄養素 食物繊維、カリウム、ビタミンC
選び方> 切り口が新しく、
茶色に変色していないもの。
ANAの中が黒くなっているものは、
鮮度が落ちているので避けて。
保存方法> ラップで包み、
冷蔵庫で保存すれば4~5日
持ちます。薄く輪切りにして
固茹でして、冷凍室で保存する方法も...。
【健康ポイント ②】
スープに溶け出した栄養素を丸ごと摂れる!
れんこんやかぶに多く含まれるビタミンCや、
ショウガや、れんこんに含まれるポリフェノールは
水溶性なので、スープに溶け出しています。
スープは残さず飲みましょう...。
【健康ポイント ③】
鉄分は野菜のビタミンCと、
一緒に摂ることで吸収率アップ。
鶏肉などの肉には、赤血球を
作る鉄分が多く含まれていますが、
鉄分は、もともと体内に吸収されにくい
特性があります。
しかし、ビタミンCと一緒に摂取すると、
吸収率が高まります...。
【健康ポイント ④】
βカロテンは、脂と一緒に摂る
ことで吸収率アップ。
にんじんやかぶの葉には、
必要に応じて体内でビタミンAに
変わるβカロテンが多く含まれます。
ビタミンAは、脂溶性なので、油と
一緒に調理して摂ると、吸収され
やすくなります...。
【健康ポイント ⑤】
根菜類で、食物繊維たっぷり・・・
れんこんやかぶなどの
根菜類には、食物繊維がたっぷり。
しかも、不溶性なので、腸内で水分を
吸収して膨らむことで、
腸の働きを刺激し、便量を
増やして排便を促進。
便秘改善に役立ちます...。
備考:この内容は、
2022-12月
発行:(株)クラスAネットワーク
「Life 12月号」
より紹介しました。