「オースティン・バトラー」
『エルヴィス』で主演に大抜擢され、トム・パーカー
大佐役のオスカー俳優トム・ハンクスに
絶賛されているオースティン。歌もセクシーなダンスの
足さばきも、豊かな感情表現も、
エルヴィスを完璧に再現しており、第75回カンヌ国際
映画祭では最長12分間のスタンディング
オーベイションが起きたほど。『シャナラ・
クロニクルズ』などのTVシリーズで活躍
してきた。人気モデルのような長身イケメンの彼が、
世界的なスター俳優に躍り出た!
「カン・ドンウォン」
『ベイビー・ブローカー』で(赤ちゃんポスト)に
預けられた赤ん坊を こっそり連れ帰って
売るという裏稼業のドンス役を演じているが、
ドンスはブローカーという犯罪行為に
身を投じながらも、赤ちゃんの幸せを願う
心優しい青年。温かい眼差しのカン・ドンウォンが
演じることで、憎めないキャラクターとなっている。
近年は『ゴールデンスランパー』や
『新感染半島 ファイナル・ステージ』にも主演。
どんな役でも演じこなせる俳優だ。
「ダニエル・カルーヤ」
『ゲット・アウト』『アス』のジョーダン・ビール監督
最新作『NOPE/ノープ』で、牧場を経営するOJ役を
演じている。『ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償』
で第93回アカデミー賞の助演男優賞に輝いたダニエル。
今回、ビール監督とは『ゲット・アウト』以来の再タッグ
となるが、新たなスリルを味わわせてくれている。
「ライアン・コズリング」
クリス・エヴァンス、アナ・デ・アルマス共演のアンソニー&
ジョー・ルッソ兄弟(アベンジャーズ・エンドゲーム)監督作
『グレイマン』で、CIA工作員ジェントリーを演じている。クリスが
演じるCIAの元同僚ハンセンとの対決は見もの。『ラ・ラ・ランド』
などでの甘い雰囲気もよいが、本作のアクションは本当にクール!
「ジェイミー・ドーナン」
『ザ・ツーリスト僕は誰だ?』で、オーストラリアの砂漠で
交通事故に遭い、記憶を失った男を熱演。『フィフティ・シェイズ』3部作や
『ベルファスト』で有名になったジェイミーだが、TVドラマでは
『THE FALL 警視ステラ・ギブソン』の○人鬼役も秀逸。コメディ
映画『バーブ&スター ヴィスタ・デル・マールへ行く』でも活躍。
備考:この内容は、
2022-7-21
発行:近代映画社
「SCREEN 2022年9月号」
より紹介しました。