「アキノキリンソウ」・・・予防
日本各地の野山に自生する野の花で、花姿が夏に咲く
「キリンソウ」と似ていることから、
「アキノキリンソウ」と、名付けられました。
小さな黄色の花が穂状に咲く様子が、酒を酒造するときの
泡立ちに似ていることから、「アワダチソウ」の、
別名もあります。
花言葉は、ハチに荒らされないように、蜜を綿毛が包んでいる
ことや、全草を乾燥させたものが、「一枝黄花」と呼べれる生薬となり、
咽頭炎や発熱に効果があるとされてることからきています・・・。
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「アゲラタム」・・・信頼
淡い葉やピンク、白など、さわやかな色合いの毛玉のような
花です。この花には、花びらがなく、糸のように見える無数
の雄しべが色づいて花を形作っています。
夏の終りから、初冬まで、咲き続けるほど花期が長く、また長期間
にわたって花の色があせないことから、ギリシア語で、
「古くならない、老いない」という意味の花名が付けられました。
花言葉も、長く花を咲かせ続けることからきたものです・・・。
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「イチョウ」・・・荘厳、長寿、鎮魂
寒さや大気汚染に耐え、枝を切り落としても芽吹く、強さを
持つことから、街路樹としておなじみです。
冬の訪れを告げるように色づく葉は、
日本の四季の彩りに欠かせないものです。
イチョウは、非情に樹齢が長く、古くからある寺社などで、
御神木として大切に扱われている古木の中には、樹齢が1000年を
超えると言われているものもあります。
花言葉は、こうした古木の持つ
荘厳な雰囲気を表したものです・・・。
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「エリカ」・・・孤独、寂しさ
エリカは、600種以上の野生種があり、また多くの園芸
品種も作出されています。日本で最もなじみ深いのは、
最大2m程度の低木に、壺形で小さなピンク色の花を
密集して咲かせる、ジャノメエリカです。
イギリスでは、エリカ(ヒース)は、荒野に咲く花で、花言葉は、その
様子の寂しさからきています。花だけでなく、エリカが生い茂る
荒野自体を、「ヒース」と呼ぶこともあります・・・。
備考:この内容は、
2011-1-4
発行:ナツメ社
「想いを贈る 花言葉」
より紹介しました。