急な坂道に、クルマを止めるときは、サイドブレーキの
多少 甘い車に限らず、いろいろな安全策を講じる
必要である。
普通、誰でも、行うのは、
サイドブレーキを引き、ギアをバックか、ローに入れ、車輪に
石などで、タイヤ止めを、かますなどの処置だ。
しかし、これで万全だとは言えない。本当に安心
出来るためには、ハンドルを安全な方向に、いっぱいに
切って止めておくことだ。
たとえば、下り急斜面では、
左側が、高い崖とか、塀になっていたなら、ハンドル
を、左いっぱいに切っておけば良い。
万一、走り出した
としても、クルマは、崖や塀に押し当たるだけでとまり、
大事故には、つながらないはずだ・・・。
備考:この内容は、
昭和55-3-10
発行:ごま書房
著者:樋口健治
「クルマとつきあう法 1」
より紹介しました。