年中、暑いインドでは、
スパイスをたくさん使った料理を
よく食べます。
スパイスは、味や香り
を、よくするだけでなく、健康に
もよいと言われ、隊長に
よって、量や使う種類を変えます。
たとえば、「風邪を引いたかな?」
と思ったら、
シナモンや
クミン、コショウなどを
たっぷり入れたカレーを食べます。
また、クスリにも、スパイスが使われる
ことがあり、なんと激辛カレー
風味の胃薬も作られます。
スパイスは、どこでも、買うことが
でき、お店には、何10種類もの
スパイスが、売られています。
そんなインドでは、宗教上の
理由で、牛肉、豚肉を食べない
人が多く、ビーフカレーや
ポークカレーは、あまりみられません。
豆や野菜、羊肉や、鶏肉の
カレーが、よく食べられて
います。
また、甘いものも好きな
インドの人の間では、
「グラブジャムン」という砂糖
シロップづけのドーナツも人気です・・・。
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(関連)
ほかの国では、
風邪のときに、何食べる?
♣韓国では、普段から
キムチチゲを食べるよ。
とうがらしに、
漬けこまれたキムチが、
入った
温かいスープで、
たくさん汗を
かくから、風邪の治りが早いと
言われているんだよ。
♣
中国の香港では、温めた
コーラにしょうがや、
レモンを入れて、
飲むんだ!
体が温まるし、
あまくて美味しいよ!
♣
アメリカでは、
鶏肉とたっぷりの
野菜を煮込んだチキンスープを飲むよ。
食欲がない時でも、
スープなら、飲みやすいし、
栄養満点で、
喜ばれているんだ・・・。
備考:この内容は、
2020-10-28
発行:池田書店
監修:須藤健一(堺市博物館長)
「世界おもしろ大発見 スゴすぎ事典」
より紹介しました。