深夜のコンビニ...その2 | Q太郎のブログ

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 深夜のコンビニは、若者たちの図書館になっている。

 

週刊誌からマンガ、文庫本

 

まで、もう読み放題だ・・・。

 

 

 

金を払って読むのが、アホらしいのだろう。

 

 

 

 そのとき、ヒロシは、

 

夏の恐怖怪談を集めた文庫を、読んでいた。

 

 

ショート、ショートのコワ~イ話なので、

 

適当なところで読み終え、

 

続きは、また明日にしてきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 半分ほど読んだ。

 

 

 

3日目。

 

まるで、自分のことを書いてあるような、コンビニの

 

怪談話が、出てきた。

 

 

 

えっ!?

 

ヒロシは思わず、ゴクリと、生唾を飲み込んだ。

 

 

 

そう書いてあると、つい、自分も、

 

つばを、飲み込んでしまう。

 

 

 

 クーラーが効いて、店内は快適な、はずだが、

 

背中に人の気配がして、生あたた

 

かい風が、「ふ~っ」と、吹いて来るようだ。ガーン

 

 

 

さっと、振り向いてみるが、

 

誰もいない。ランニングハッ?

 

 

 

 

 

ヒロシのぼっちキャンプ Season2」10月6日放送。1時間番組に拡大 - トラベル Watch

 

 

 

ヒロシも振り返っていた。

 

気のせいだろう。

 

いや、この本のせいなのかもしれない。キョロキョロ

 

 

 

 

乾いた唇を、なめた。

 

だって、

 

本に、そう書いてあるのだ。キスマーク

 

 

 

無意識に、その通りに

 

している自分。

 

 

このまま、読み続けるのが、

 

怖くなってきた・・・。

 

といって、結末を読まない

 

のも、すっきりしない。えー

 

 

 

その時である。活字の間から、拷問にあったような、

 

うめき声、ささやき声が聞こえる。メモ 魂 オバケ

 

 

 

はっきりと、聞き取れない。

 

本が、しゃべるわけはないと、思いつつ、

 

本に、耳を当ててみた。 メモ 耳 叫び

 

 

「かえ、かえ、かってよめ・・・」

 

 

 

「立ち読みしないで、買って読め!」

 

 

 

 

 

 こんな楽しい博物館が!人気映画ナイトミュージアムの魅力 | 4MEEE

 

 

本の間から、ミイラのような細さの腕が伸びて、

 

ヒロシの髪を、かきむしった。手 筋肉

 

 

 

ヒロシは、真っ青な顔をして、

 

本を持って、レジに走った・・・。パックハッ ランニングダッシュ

 

 

 

 

 

備考:この内容は、

1995-8-5

発行:KKベストセラーズ

「子供の読めない童話」

より紹介しました。

 

 

 

 

 

 

ふぇっ、ふぇっ、ふぇっ・・・!