【病原菌、寄生虫を宿している場合が多いので危険!】
「きゃ~、Gよ!」と騒ぐ飼い主さんをよそに、
スーッと忍び寄った猫がGをバシッ!
「わ~っ、退治してくれてありがとう!」と感謝していたら、
なんと、○んだGを口の中に
入れている!
こういうときは、勇気をふりしぼって、Gを取り上げなければいけない。
G自体に毒はないが、サルモレラ菌をはじめとした、
さまざまな病原菌や寄生虫を宿している場合が
多いからだ。同じくハエも危険だ。どちらも場合によっては、
○にいたる病を引き起こすことも
ある。食べさせないように注意しよう・・・。
ただ、猫にとっては、ハエもGも大事な獲物。
せっかく捕まえたのに、取り上げられては、たまらない。
人の手が届かない狭い隙間などへ運び
込んで、こっそり食べるようにならないよう、無理に取り上げるのではなく、
猫の、お気に入りの
オモチャなどで、ハエやGから注意をそらし、
上手に取り上げたい。
また、同じように、ネズミや小鳥も食べさせてはいけない。
「猫はネズミを食べるもの」という
のは昔の話。野良猫ならいざしらず、子どもの頃から、
清潔なエサを食べて育って来た飼い猫に、
ネズミなどが持つ寄生虫は危険だ。
なるべく食べさせないように、気をつけよう・・・。
備考:この内容は、平成22-6-30
発行:(株)日本文芸社
著者:竹内徳知
「面白いほどよくわかるネコの気持ち」
より、リミックスしました。