あっと驚く言葉のタネ...その2「オス」「おてんば」「イカサマ」 | Q太郎のブログ

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パクリもあるけど、多岐にわたって、いい情報もあるので、ぜひ読んでね♥
さかのぼっても読んでみてね♥♥

花の応援団 に対する画像結果

 

★”花の応援団”が知っておきたい”葉隠説”(オス)

 

 

 人気漫画『嗚呼!花の応援団』にも、よく登場

 

する「オス」という挨拶後は、「お早うございます」

 

が、だんだんつまってきて、「お早うッス!」右矢印「オス」

 

になったという説がポピュラーだ。今も、

 

バンカラ好みの男に、よく使われているようだが、彼らは

 

この言葉に「押忍」という字を当てることがある

 

ことを知っているだろうか?

 

 

 

 この漢字、「武士道とは○ぬことと見つけたり」

 

で、有名な『葉隠』に出てくる「忍し」が語源だと

 

いわれている。最近の、若者は、万事につけて、忍耐心が

 

なくなったと、言われる昨今、『嗚呼!花の応援団』

 

のファンには、ポピュラー説よりも、こちらの葉隠

 

語源説を、ぜひおすすめしたい・・・。

 

 

 

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じゃじゃ馬 に対する画像結果

 

★手のつけられないジャジャ馬(おてんば)

 

 

 「御転婆」と、”婆”の字をあてていても、おてん

 

ばが、ふつう若い女性のことをいうのは、衆知の

 

とおり。「転」という字が、はねっかえりの状態を、いかにも

 

よく表しているようだが、これらは、すべて当て字

 

である。この言葉、オランダ語の  Otembaar で、

 

江戸時代、日本に入ってきたとの説がある。

 

 

 

「オテムバアル」のうち、「ル」は弱く発音するので、

 

日本人には「オテム(n)バ」と聞こえたのだろう。

 

 

 

 オテムバアルとは、飼い慣らせない、野生の、

 

という』意味で、手のつけられないジャジャ馬には

 

ぴったり。なお、「オ」は、否定の接頭語なので、「転婆」

 

となると、本来の意味からは、おしとやかになるはず

 

だったが、日本では、お転婆と同義なのかも、ご愛嬌か・・・?

 

 

 

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いかさま に対する画像結果

 

★「如何様、佐様でござる」(イカサマ)

 

 

 昔の格調高い武士たちは、相手の意見に賛意を

 

表すときは、「如何様、佐様でござる」などと、

 

鷹揚(おうよう)に答えていたものだ。ところが、長い平和が続い

 

た徳川時代になると、肝心の技術ならぬ武術を

 

活かす道が途切れて、あまり格好もつけていられなく

 

なってきた。ときには、食わんがために、表面では、

 

「如何様、佐用でござる」と、威厳を保ちつつ、陰で

 

こっそり相手をだますという』手口を、巧みに使わざ

 

るを得ないハメに追い込まれることもあった。

 

 

 

 だまされた相手は、腹立ちまぎれに、彼らの言葉

 

じりをつかまえて、

 

「あの如何様野郎」と、ののしった。

 

 

同じ言葉でも、使い方によって、武士が詐欺師に

 

転落するとは、江戸の世も厳しかった・・・。

 

 

 

 

備考:この内容は、昭和55-11-1 第8刷発行

発行所:株式会社 ごま書房

発行所住所:東京都千代田区九段・・・

発行者:篠原 直

著者: 樋口清之 志村和久

印刷:堀内印刷

製本:ナショナル製本協同組合

定価:680円

思わず話に花が咲く「言葉のタネ本」

より紹介しました・・・。