【少々、念が入りすぎている?】
味噌汁のない朝食なんて、ナントカのないコー
ヒーみたいだという味噌汁ファンは多い。この味噌汁
をていねいに言ったのが「おみおつけ」だが、この
ていねい語、いささか念が入りすぎている”おみお
つけ”を漢字で書くと「御御御付け」、本来なら「おつけ」
だけで、十分ていねいな言葉のはずなのに、ごていねいに
「御」の字が3つも付いている。
この種の日本語は、まだまだある。神様におそなえ
する「おみき」もその1つ。「き」は酒の意味
だから、こちらは「お」と「み」が2つ付いている。
その他、「おみこし」「おみくじ」など、さすがに
神様関係に多いが、足のことを「おみ足」というのは
女性に敬意を表してのことか・・・?
備考:この内容は、昭和55-11-1 第8刷発行
発行所:株式会社 ごま書房
発行所住所:東京都千代田区九段・・・
発行者:篠原 直
著者: 樋口清之 志村和久
印刷:堀内印刷
製本:ナショナル製本協同組合
定価:680円
思わず話に花が咲く「言葉のタネ本」
より紹介しました・・・。