【ワイルド・スピード MEGA MAX】 Fast Five
「ワイルド・スピード」1作目の誕生から、
今年(2012)で、ちょうど10年。その記念の年に
登場するのが、180億円という過去最大の
制作費が投入されたシリーズ第5弾。おな
じみのコンビ、ヴィン・ディーゼルと
ポール・ウィーカーはもちろん、過去作の
メンバーも総登場し、すでに公開された全米では、
ユニバーサル・ピクチャーズでの歴代
興行収入記録を14年ぶりに塗り替えると
いう快挙を成し遂げている。ストーリーは
前作「MAX」の直後から始まり、お尋ね者
となったブライアンがリオに潜伏するところ
から幕を開ける。自由の身を手に入れるため、
2人が企てたのは、裏社会のボスから1億
円を強奪するという大胆なものだった・・・。
(東宝東和配給)
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2001年に第1作目が公開され、カーアクションというジャンルで一大
フランチャイズを築いた『ワイルド・スピード』シリーズは、これまでに
スピンオフもあわせて10作品が公開されている。残念ながら、オリジ
ナルシリーズは11作目で完結することが発表されているけれど、これ
までに制作されてきた作品がその後もファンに愛され続けることは確実。
そんな『ワイルド・スピード』の魅力といえば、もちろん、劇中で見られる
さまざまな車。米Screen Rantによると、『ワイルド・スピード』シリーズでは、
これまでに500種類以上のモデルが登場し、そのうちの140のモデルが
主要キャラクターによって乗られたり、所有されたりしてきたという。
アクションにこだわりのある本シリーズでは、VFXなどを駆使して容赦
なく高級車を破壊してきたけれど、これまでに画面を盛り上げてきた
車のなかで、最も高いのはどれだったのだろうか? 米Screen Rantが
発表した。
1位 2013 ライカン ハイパースポーツ/340万ドル(3億7,400万円)
ドバイを拠点とする会社Wモーターズによる超高級スーパーカー。
『ワイルド・スピード SKY MISSION』のなかでは、高層ビルの上から
落ちていったこの車。現実では起きないことが起こせるのが映画の
おもしろいところ。
2位 2010 ケーニグセグCCX-R/300万ドル(3億3,000万円)
『ワイルド・スピード MEGA MAX』でローマンとテズがゲットした車。
世界に3台しかない・・・。
3位 フェラーリFXX/260万ドル(2億8,600万円)
『ワイルド・スピード EURO MISSION』で、テズのコスタリカのベース
でちょこっとお目見えした超レアな車。
備考:この内容は、平成23-8-21
発行:近代映画社
本体価格819円 税別
「SCREEN 2011-10月号」より紹介しました・・・。