近年は、クルマで●●っても、エアバッグが開くことで、怪我をしないですむ
ケースが少なくない。クルマが衝突するや、エアバッグは瞬き1回以下という
スピードで膨らみ、人体を受け止め、エネルギーを吸収したのち、しぼんで行く。これに
より、ドライバーの●と体は 救われるのだ。
そのエアバッグを作動させるのは、衝撃センサーだ。衝撃センサーは、衝撃に対し
てではなく、急激な減速に対して反応する。クルマが衝突の前に急停止する動き
を見せれば、「減速G」と呼ばれる重力が前方に働く。この減速Gが人体をフロン
トガラスにぶち当てる力となるが、衝撃センサーは減速Gに反応するや、すぐに
ガス発生剤が酸化剤と反応し、窒素ガスを一気にエアバッグ内に充填するのだ。
このときかかる時間は、衝撃センサーが減速Gに反応してからエアバッグが
膨らみ切るまで、わずか0.03秒だ・・・。
備考:この内容は、2013-3-30 河出書房新社
博学こだわり倶楽部 編
「誰に話してもすべらない雑学」より紹介しました・・・。