イヌと猿が戦ったら、どっちが勝つ?...◆ | Q太郎のブログ

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犬にまつわる故事・ことわざシリーズ🐕 | NPO法人 補助犬とくしま

 

えっ? もう、始まってんの?

 

え~と、「犬猿の仲」の仲が悪いことの喩えで、どっちが強いとか、

 

そういうことを問題にしているのではないと思うのですが・・・。

 

えっ? こんな調子でいいかな?

 

桃太郎のお供は何故犬、キジ、猿なの?/大江戸温泉物語 あわら ...

 

 そもそも、イヌはオオカミに近縁の肉食動物、猿は木の葉や果実や昆虫を食べる

 

雑食動物。普通に考えれば、これだけでもう、イヌが圧勝しそうに思えるが、

 

こんな表現が諺になっているのは、両者の実力が伯仲している証拠かもしれない。

 

もし、どちらかが一方的に強かったら、あっという間に勝敗は決し、「仲が悪い」

 

という認識にはならなかったでしょうからね。

 

 

 犬猿の仲のイヌと猿、いったいどちらが強いのだろうか?

 

 

犬猿の仲とは一体・・・。ワンコが大好きなおサルさん! | FUNDO

 

「日本にはどんなイヌがいた?」

 

 そもそも「イヌと猿は仲が悪い」という認識はいつ頃生まれたのか?

 

「岩波ことわざ事典」を引いて、驚いた。12世紀初頭に成立した「今昔物語」の

 

「巻26の7」に、すでに用例があるという。読んでみると、こんな一節だ。

 

「本より犬と猿とは中不吉者を」。なんと、イヌと猿が不仲なのは、平安時代の終わり

 

から常識だった!?

 

 

 だが、その常識は正しいのか。「イヌと猿」といっても、それぞれ種類がある。

 

「犬猿の仲」は日本の諺だから、猿はニホンザルと断定して良いだろう。では、イヌは?

 

犬猿の仲の6つの由来 | わんちゃんホンポ

 

 昔から日本に住んでいる日本犬には、雄の体重が45kgの秋田犬、15~20kgの

 

北海道犬、甲斐犬、紀州犬、四国犬、8~10kgの柴犬の6種がいる。ただし、

 

秋田犬が生まれたのは、明治に入ってから。すると「犬猿の仲」はの犬とは、中型犬か

 

小型犬を指していたことになる。猿くん、よかったね。ウッキャッキャッ。

 

チンパンジーがめちゃくちゃ犬を洗う…なんて楽しそうなの ...

 

 だが、古くから人間とともに暮らしてきた犬が、山で生きる猿と遭遇すること

 

があったのか?再び調べると、日本犬はもともと狩猟犬として活躍していた

 

ようだ。狩りの対象は、ヤマドリ、ウサギ、イノシシ、シカ、甲斐犬は、これらに

 

加えて、ツキノワグマ、北海道犬は、ヒグマ!そして古くはニホンザルも食用と

 

して狩られていた。そうなのか~。これでは、仲が悪いのも当然だろう。そして、

 

犬と猿の歴史とは、犬の圧倒的な勝利の歴史だったことになる・・・!?

 

つづく・・・かも?

 

 

 

備考:この内容は、2016-12-2 (株)KADOKAWA 柳田理科雄著

「どっちがすごい!?空想科学読本」より紹介しました・・・。