VOL.28 フォーマル...  | Q太郎のブログ

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華麗なる一族の華麗なるネタバレ。キムタクの最後

 

 『華麗なる一族』では女性も男性も、今は写真でしか観られないような

 

衣装だった。当時の人たちって、きちんとしたカッコをしてるからこそ

 

リラックスする時間は格別だったんだろうね。

 

 

 

 自分でもドラマやってて好きだったのが、スーツを脱ぐとき。作業が

 

終わって衣装部屋でスーツを脱ぐ瞬間は、毎回たまらなかった。

 

 ネクタイ取って、カフスボタンはずして・・・。フリーになっていく感じが

 

するんだよね。今回のドラマは気持ち的にも”回転数”の高いシーン

 

ばっかりだったから、撮影が終わったときは安堵感があったのかもしれない。

 

万俵はアホや・・・」と思いながら演じていたキムタクの真意とは ...

 

 ドラマ終了時の打ち上げには、スーツを着ていった。今回は、

 

そのほうが自分でも楽しめるような気がしたから・・・。

 

 

 

 スタッフもみんなドレスアップしてて、現場で防寒服に身を包んでた

 

女性が「今日、アイライン入ってんじゃん」みたいな。男の人もジャケット

 

着てたりして。そういう風景、僕はけっこう好きですね・・・。

 

 

 

 この間、アカデミー賞を日本で中継する番組に参加させてもらったけど、

 

やっぱりみんなのドレスアップぶりはすごかった。

 

 

第79回 アカデミー賞ダイヤモンドファッション2/10 ペネロペ・クルス 【第92回のアカデミー賞】h | Blue-Ba-you.ビヨンセ、28回目のグラミー賞受賞。女性アーティストとして最多 ...

 

 長身のニコール・キッドマンがハイヒール履いて着こなしした赤いドレス

 

なんて迫力あるよね。ペネロペ・クルスやビヨンセは可愛かった。

 

 

 

第 88回アカデミー賞:ケイト・ブランシェット、リース ...リース・ウィザースプーン、アカデミー賞ドレスは愛娘がチョイス ...

 

ケイト・ブランシェット、リーズ・ウィザースプーンのフォーマルな姿は

 

綺麗だったし・・・。

 

その他の | 10月 2021

 

 フォレスト・ウィチカーの奥さんも、容姿も、もちろんいいんだけど、

 

ウィチカーが主演男優賞を受賞したあと、感激のあまりアイラインが涙で

 

にじんで、化粧が崩れてても、すごくきれいに見えた。

 

 

第84回アカデミー主演女優賞はやっぱりメリル・ストリープが獲得 ...

 

メリル・ストリーブが、

 

”アカデミー賞です! ドレスアップです”って感じにしてないのも逆に

 

カッコよかった。

 

 

ジャック・ニコルソン、『ありがとう、トニ・エルドマン ...

 男性では、ジャック・ニコルソン、アカデミー賞のときの

 

ジャック・ニコルソン大好き。彼のフォーマルはヤバいね。表現の仕方や存在感。

 

みんなと同じようにタキシードを着ているんだけど、まったく違うものを発してる。

 

色っぽいんですね。ちゃんと、”エロい”。

 

 

 

 同世代の人たちと比べれば、すごく少ないと思うけど、たまに背筋を

 

伸ばすような場で、ふだん使わないような言葉づかいで話をすることもある。

 

そういうとき、終わったあとに、喜びみたいなものがあるんだよね。

 

 

嬉しくて爽快な気持ち・・・。

 

 

 年齢的にも、もういい加減大人な感じなはずなんだけど、こういうとき、

 

日頃「いいな」と思って見てきた大人たちに少し近づけた感じがする。

 

 

 

 そこに込めたいのは尊敬の気持ち。ドレスアップするのは、支度をする

 

時点で、これから会える人たちへの尊敬の念があるし、着飾れるのは家族や

 

友人、スタッフの支えがあっての上だっていう感謝もある。

 

フォーマルな席は、そういう気持ちを表せる場。

 

 

カンヌ映画祭のレッドカーペットに木村拓哉、出演作が公式上映 ...

 

 以前、カンヌ国際映画祭というフォーマルな場に参加させていただいて。

 

実際にレッドカーペットの上では私物じゃないタキシードを着てたけど、

 

気持ちの中では羽織袴姿だったのかもしれない・・・。

 

 

 今、思えば、どこかしら日本から来たっていうアイデンティティーが自分を

 

あの場に立たせていたんじゃないかって・・・。それがあったうえで、

 

ヨーロッパやアメリカの文化に「すっげ~」って気持ちで触れていた。まぁ、

 

都合よく日本人やっているんだけど・・・。

 

 

 

 ふと、思いついたんだけど、クリーニングって、俺、すごく特別な感じ

 

するんだよんね。だって、人に洗っていただくんだよ!家族でもない人に。

 

 クリーニングから洋服が戻ってきて、ピッとタグを取って袖を通す時、

 

とくに感じる、スペシャルで贅沢な感じ。それが自分にとって、ある意味

 

でのフォーマルなのかな。かなり身近なところの話ですけど・・・。

 

 

 

 

備考:この内容は、2011年9月30日発行 集英社

木村拓哉著 「開放区2」より紹介しました。