バイトがんばってね♥ | Q太郎のブログ

Q太郎のブログ

パクリもあるけど、多岐にわたって、いい情報もあるので、ぜひ読んでね♥
さかのぼっても読んでみてね♥♥



バイトがんばってね   チャムラー




 忘れもしない高校2年のときの話。僕の通っていた学校から家までは自転車で1時間。


何気ない普通の帰り道、いつものように自転車をこいでいたら、急に便意を感じた。




「まあ家までは我慢できるだろう・・・」と最初は思っていた。しかし、少し経つと


ギュルルルとお腹は悲鳴を上げてきた。




「がんばれ俺! 家まではもう少しだ・・・」




だけど、僕のお腹は反抗期。家まであと10分というところでK点を越えた。




「まずい。どこかのお店でWCを借りよう・・・」と思い、いつも学校行くときに


立ち寄っているコンビニへ行った。




「もう大丈夫だ。もうすぐ楽になる・・・」と思ったのだが、コンビニのWCには


「使用の際にはスタッフに声をかけてください」の張り紙が貼ってあった。何気に律儀な


僕は店員に声をかけようとしたのだが、事件が起こった。




なんと!店員は僕がひそかに恋心を抱いている、顔見知りの女の子だったのだ。




「彼女に僕のう○こが臭いのがバレたくない! ましてや、掃除をすることになったら


恥ずかしい・・・」






僕は「WC貸してください」の一言が言えず、




「バイトがんばってください」とつまらない一言を残し


足早に店を後にした。




直後、もらしました・・・。




死ぬかと思った・・・。






備考:この内容は、2010年7月22日発行


(株)アスペクト 林雄司編・著「死ぬかと思った7」より紹介しました。