質問:
スーパーの卵売り場で「L」と「M」
はあるのですが、「S」を見かけません。
Sはないのですか?
答え:
1965年(昭和40)
に農水省が制定した「鶏卵の
取引規格」で、重さによって
「LL L M MS S SS」
の6種類に分けられます。
L (64g以上 70g未満)
M (58g以上 64g未満)
が出荷量の約7割を占めます。
S (46g以上 52g未満)
は、3.4%に過ぎません。小さいため、
一般消費者には向きません。
スーパーには並びません。
飲食店などの業務用に出荷
されています。
小さい卵は若鳥が産むこと
から活力があり、鮮度が落ちにくいのが
特徴です。
LL (70g以上 76g未満)
は主にパンや菓子など加工等に
使われます。重さは違っても黄身の重さは
あまり変わりません。用途によって
使い分けるとよいでしょう・・・。
備考:この内容は、2009年10月30日発行
PHP研究所「雑学新聞」より紹介しました。