Monthly Interview 槙原敬之 | Q太郎のブログ

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パクリもあるけど、多岐にわたって、いい情報もあるので、ぜひ読んでね♥
さかのぼっても読んでみてね♥♥



数々の名曲で感動を与え続けている槙原敬之が


さまざまな体験を通して何かを得ていく


そんな姿が見られる紀行番組も3回目


出発前、期待に満ちた彼の声を聴いた・・・





歌の歌詞はわからなくても

メロディは世界共通言語

心と心でつながり合う旅にしたい




マッキー、歌の国を行く!


槙原敬之の音楽紀行、アイルランド、スペイン・


アンダルシアに続いて第3段となる今回は、


イタリアを訪れる。


ローマ・ナポリ旅行を


直前に控えたマッキーにインタビュー。




「ナポリで知っているものといえば


ナポリタン・・・って、あれはイタリアンじゃなくて


日本オリジナルの料理ですよね(笑)。




ローマには1回だけ行ったことがあるんですけど、


もう20年も前のことで。当時趣味


だった写真を撮りに行きました。3日ぐらい


滞在したんですけど、本場のイタリア料理が


美味しかったことぐらいしか覚えて


いなくて。これからやっと本物のローマと


ナポリに触れられるのが楽しみ(笑)」






 ローマでは9世紀ごろから現在まで


教会で歌い継がれ、クラシック音楽の原点とも


いえるグレゴリオ聖歌を体験。


ナポリでは


『帰れソレントへ」や『オー・ソレミオ』


など民謡やカンツォーネゆかりの地を


巡る。『グレゴリオ聖歌に関してはまったく


自信がないです。どうやらユニゾンの


歌らしくて、そこからハモる讃美歌になって


いった過程など興味がありますね。


カンツォーネやイタリアのポップスも


アンドレア・ポチェッリのアルバムを何枚か


聴いたくらいであまり詳しくない。でも、


ジョージ・マイケルやU2のボノとかは


カンツォーネの影響を受けているらしい


んです。僕も影響を受けて次の新曲から、


突然やけに張り上げたり歌い方が変わったり


して(笑)。それにイタリアの歌って


メロディがフレンドリーですよね。


その秘訣も知りたいんですよ」






番組では大きなテーマと大まかな段取りは


決まっているものの、あとは現場の


成りゆき任せ。アイルランドではアイリッシュ


ダンス、アンダルシアではフラメンコに


初挑戦したり、その土地土地の民族楽器を


弾いてみたり。




マッキーが見せる技の


リアクションから目が離せない。




「ディレクターさんからは、あえて予習はしないように


言われているんです。その場その場で先入観


なしに僕がどんな反応をするか、


ということなんでしょうね。だから次は何に挑戦


させられるかビクビクしながらも、楽しみで


もあって。最近はいい意味で怖い物


知らずというか、恥ずかしいものがなくなった


というか・・・。以前はあれこれ考えてから動く


ことが多かったんですけど。でも、現地の


人たちの歌や踊りのなかに理屈抜きで


入っていくうちに”ああ、これだ!”と


見えてくるものがあるんです」






うわべだけの触れ合いではなく、


その土地土地の人たちのなかに入ってこそ


体験できるものがある。それが旅の醍醐味


なのかもしれない。さて、このシリーズでは


音楽はもちろん、食べ物やファッション


などマッキーならではの目線で切り取った


文化や風物も楽しみ・・・。






「今回も食べますよ~!(笑)。ナポリと


いえばピッツァですけど、現地ならではの


お茶や飲み物なども楽しみですね。みんなが


集まって、ご飯を食べる場所があるなら


どの国でも好き。で、そういうところから


音楽は生まれるんですよね。今回は


グレゴリオ聖歌、カンツォーネ、とどちらも旅の


目的は歌。歌は楽器がいらないし、歌詞は


わからなくてもメロディは世界共通言語


だと思うんです。”歌は心”とも言いますよね。




心と心でつながり合う旅にしたい


と思います・・・。








槙原敬之 イタリア音楽紀行

TBSチャンネル1

8月31日(日)後9:00~10:30










備考:この内容は、「けーぶるちゃん。8月号」より紹介しました。