松たか子:雪の女王/エルサ
歌も台詞も、オリジナルの完成されたものに
近づける作業なので、大変ではありましたが、
どういう気持ちになれば同じような息遣い、
話すテンポになるのかと想像しながら演じるのは
とてもおもしろかったです。エルサが「Let It Go」
を歌うシーンは、映像とナンバーのダイナミック
さに本当に驚き、そしてこれはディズニーにしか
成しえない時間だと思いました。私がすごく
楽しんで観たそのスピード感を、ぜひご覧になる
方々にも感じていただきたいのです。
神田沙也加:アナ
ディズニー映画の音楽には、昔から帰り道に
1回聴いただけなのに口づさみながら帰って
しまうマジックがあると思っていました。自分の声で
アナというキャラクターに命を吹き込み、彼女
のお芝居とつなげた感情で素晴らしい楽曲を
歌わせて頂けてうれしかったです。アナは笑う、怒る、
落ち込む、気持ちが上がるといった感じで、
感情がめまぐるしく変わって、表情にもあらわれる
娘。アナというキャラクターと一体になることが
難しくもあり、楽しかったです。
ピエール瀧:オラフ
歌のシーンでは苦労しました。普段(電気グルーヴ)として歌うものとは違う
系統の歌でしたから(笑)。オラフと僕の共通点はお調子者というところですね。
オラフの「ぎゅっと抱きしめて」は可愛いキラーワード。女の子のハートをわしづかみ
できると嬉しいですね。この映画のテーマである真実の愛とは、オラフが言う
ように、「他人のためになにかをすること」かもしれません。オラフは知ってるけど
僕はまだわかっていない。その意味でオラフは僕の先輩と言えるかもしれません。
「Let It Go~ありのままで~(エンドソング)」 May J.
私は日本で生まれ、日本で育ったので、ディズニー映画を見て英語を勉強しました。
あたしにとってディズニーはすべて。
そんなディズニー映画の主題歌を歌わせて頂けて、本当に光栄です。
曲中の、「Let It Go! You'll never see mee cry!」と
いう歌詞はとても印象に残って言います。「すべてを解き放って、
私はもう二度と泣かないわ」という意味なんですけど、
エルサが本当の自分をずっと隠し続け、それを初めて解放した瞬間に、
「これが本当の私なんだ」という彼女の想いを感じました・・・。
備考:この内容は映画パンフレットより紹介しました。