「京都のユニクロの看板は、赤と白が逆転している」
京都の街を歩くと、日本全国で出店されている店の看板が、通常とは異なることに
気付くだろう。
たとえば、カジュアルな衣料品を販売するユニクロ。通常であれば、赤色ベースに
白文字「UNIQLO」と書かれているが、京都では、このベース部分と文字部分の色が
逆転しているのだ。じつはこうした変更はユニクロに限らない。
マクドナルドの看板は茶色を基調としたものに変えられ、
一部のコンビニもモノトーンになっているところが多い。
これは、1956(昭和31)年に制定された屋外広告物条例によって、「広告の
地の部分は白色を原則とし、周囲の景観との調和に配慮する」 「とくに、赤、黄色を
下地に用いる場合はこれらの色と補色関係にある色の使用を避ける」という規制が
されたため。独特の趣ある町並みはこうした細かな配慮によって維持されている・・・。
備考:この内容は、2013年12月17日 発行:(株)アントレックス
制作:(株)シーマ「THE 雑学 KING」より紹介しました。