Q太郎> もし、もし、あの~わたくし、
毎週木曜日、6時半から、ボイトレ教室
お世話になっていた、「Q太郎」ですけども、
もう、辞めさせていただきます。
ミュージックスクール受付男性> えっ! そ、それは・・・、
辞める理由を聞かせてください。
Q太郎> 理由って・・・、
自己都合ですよ。
受付男性> そこを、是非、聞かせてください。
今後の参考にしたいので・・・。
Q太郎> あの~、そもそも、僕がこの、
ボイトレ入校した動機は、
「冬桜:湯原昌幸」を、カラオケ採点で90点台出したいってことだったんです。
だけど、レッスンでは、具体的な指導は全くなくて・・・。
受付男性> えっ? 先生とお話しなかったんですか?
Q太郎> そりゃ、一番最初に、僕がそう言ったら、
「私は、ポップス、ゴスペルが専門だから、
演歌独特の、こぶし、ビブラートは教えられないわ。
どうしても、演歌を習いたいんだったら、
演歌の先生に付くか、他の教室に行かれた方がいいですね」
と言われました。
受付男性> はい、はい、それで?
Q太郎> 僕は、ポップスも好きだったので、
カラオケが上手くなるんだったら、ポップスでも
構いませんよ。と、言うことで入校しました・・・。
ところが、レッスン内容ときたら
ひと月3回、1回30分のうち、25分が
あ~、ラーラーラーラー、
ぶるぶるぶる・・・
ガッ!ガッ!ガッ!ガッ!
ぱぴぷぺぱぴぷぺ・・・
まみむめまみむめまみむめ・・・
そして、最後の5分で「今週の課題曲」を歌ってください。
と、なるわけなんです。
受付男性> ふむ、ふむ、え~っ?
Q太郎> その課題曲と言うのが、
20曲あるうちの7割が、英語の曲なんです。
受付男性> えっ! そうでしたか?
Q太郎> 日本の歌を覚えるだけでも大変なのに、
英語となると、細かいスムーズな歌いまわしをするためには、
日本の歌を覚えるのより、2倍、10倍、100倍時間がかかるんですよ。
受付男性> え~え~、それは、分かります。
Q太郎> それが、今週から、3週連続別々の英語の曲なんです。
もう、つらくて、つらくて、
とっても付いていけません・・・。(涙)
あるとき、次のレッスンまで3週間という時があって、
「A Song for you」を死に物狂いで、完璧に練習してレッスンに臨んだんですが、
おたくの、BGMって、あらかじめ、生徒さんに与えているCDと音が違いますよね?
受付男性> えぇ、うちがレッスンで使っているのは
エレクトーンで演奏したデジタル音源から、デジタル再生したもので、
普通のカラオケとか、CDショップの音とは、かなり違いますが・・・?
Q太郎> そうすると、音が拾いにくくて、まったく歌えないんですよ。
これじゃ、先生に「Q太郎さんて、すごい音痴ね」って思われてると思います。
それが、もう、悔しくて、悔しくて・・・。
エコーも切ってあるし、
楽譜見ながら歌わなきゃいけないし・・・。
最近、やっと、あちこちで
「Qちゃんも一度、大会出てみたら?」と
言われるようになってきたばかりなのに・・・
受付男性> そうすると、退会ですね・・・?