せかせか歩く人は協調性がない | Q太郎のブログ

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 歩き方にもクセがある。


歩いているときは、だいたい他のことを考えているから、歩くこと自体に意識が向く


ようなことはまずない。そこで、考えていることがそのまま歩き方に もれ出て


しまうのである。




 しかも、注意深く観察していなくてもわかるほど、はっきりとした形であらわれる。


「足取りも軽く、心も軽く」などと言う言い回しがあるが何かいいことがあった人は


無意識のうちに足の運びが早くなっているものだ。と言っても、せかせかと歩くのでは


なくてステップでも踏みそうな軽やかな足取りのように見える。



 たとえ見知らぬ人の後ろ姿であっても「あれ?あの人何かいいことがあったな」と


わかるほど強い印象になって残る。




 中には軽やかに歩きたいのを我慢して、わざとゆっくり歩いて心の中を見せないように


する人も出てくる。




 これはさすがによく観察していないとわからない。それでも楽しい気分を抑えきれず、


気持ちがはずんでくると突然に歩くスピードが速くなる。こんなときはきっと気持ちの中で


ステップを踏んでいるのだと想像する。



 それほど気持ちが表れてしまうから、歩き方のクセでその人の性格を推しはか


ることが簡単にできる




 当然のことながら、せっかちな人は歩き方がせかせかとしている。早足なのだが、


大股の歩き方ではなく、どちらかと言うと歩幅が狭く足の回転を早くして歩いているように


見受けられる。




 おそらく頭の中では、これからやるべきことを次々に思い浮かべているのであろう。


たとえ人と歩いていても、ついそんなことを考えてしまうので、自然にせかせかとした歩き方


になってしまう。





 人と合わせられないから、協調性は育たないということになる。マイペースな人である。


協調性のある人は、相手の歩くペースに合わせて歩くスピードを自然に調整している。


人と歩いているときも、状況に応じてゆったりと歩いたり、速度を速めたりしている。




頭と足がうまくリンクしている人は、車のギアを入れ替えるようになめらかに速さを


調節しているのである・・・。






備考:この内容は、2008年8月1日発行「多湖輝の読心術」より紹介しました。