「ラクダ」
砂漠でさまよい、「異邦人:久保田早紀」状態、ひとり途方に暮れている旅の男がいた。
ギャル> きゃはは! Qちゃんは、人生の「想い出迷い子:チョーヨンピル」だけどね。
そこへ、3頭のラクダを連れた、村人が通りかかった。
村人は、男に、水や食料を与え、さらにラクダも一頭差し出した。
「これは、これは、何から何まで、お世話になり、ありがとうございます」
「いや、いや、さぞ、お困りだったでしょう。
ところで、このラクダの動かし方じゃが、
『ふぅ~』と声をかければ、ゆっくり歩き出し、
『ふぅ~、ふぅ~』と言えば、さらに、早く駆け足になり
『ふぅ~、ふぅ~、ふぅ~』と言えば、エンジン全開のトップスピードになるんですよ。」
ギャル>Qちゃん、ラクダってエンジンがあるの?
そういって、男はラクダにまたがり、村人に教えてもらった南の方角を目指した。
ギャル> Qちゃん、どうして、南なの?
Q太郎> う~ん、北は、今来たばかりだったし
西が八、みなしごハッチだし、
東は、そのまんま東だとつまんないでしょ?
ギャル> はぁ~? 意味不明だわ!
男は砂漠の、フリーウェイを、回転数7000rpm以上で、南へ向かっていたが、
段々、前方に高い壁が、立ちふさがってくるのが見えた。
よく考えたら、ラクダの止め方を聞いていないことに、男は気が付いた。
ギャル> Qちゃん、ブレーキ踏めばいいんじゃん?
あぁ、どうしよう?
車は、キウイ、止まれない。
ギャル> それは、キュウリ!
君たち、キウイ、パパイヤ、マンゴーだね:中原めいこ
いよいよ目前に壁が迫ってきて・・・思わず「STOP!」・・・「STOP!」 「STOP!」
と、言ってみたところ、ラクダは停止した。
男は、汗びっしょりで、ひと安心して思わず、つぶやいた。
「ふぅ~」
備考:この内容は、コンビニで一度だけ立ち読みした
「週刊新潮」を、アパートに帰って、思い出しながら、適当にアレンジしました。
ギャル> だから、自慢かって!