逮捕までの15年近くの5459日間、日本各地を転々としていた福田だが、潜伏生活の中で最も大胆だったのは
石川県根上町(現在は市町村合併により能美市)の和菓子屋の後妻(入籍はしておらず、事実上の内縁
関係)の座に納まっていたことである。その店には、家が近所で当時、星稜高等学校の高校生だった
松井秀喜も客としてよく菓子を買いに来ており、逮捕後のインタビューで「きれいで愛想のいい奥さんだった」
と語っている。
金沢市のスナックで働いていた福田はその店の客だった和菓子屋の主人に見初められて同棲するように
なり、店も手伝うようになる。福田は非常によく働き、接客も得意だったことから、店はたちまち評判となり、
新しく改装するほどの繁盛店となった。和菓子屋の主人は福田をたいそう気に入り、正式に結婚を申し込む
が、福田は正体の判明を恐れ、結婚を渋る。
あまりに結婚を渋る福田の態度に不審を抱いた親戚が石川県警察に通報し、警察は福田の逮捕に向かう。
しかし、当日、近所の葬式の手伝いに出掛けていた福田は警察の行動を素早く察知し、とっさの判断で
近くにあった自転車に乗り逃走。これにより逮捕は失敗する。このとき、警察は福田が整形手術を行って
いたことを初めて知り、この事実は当時の週刊誌でも取り上げられた。その後は愛知県内でモーテルの
客室清掃員などもしていたらしいが、詳しい足取りは不明である。逮捕後の供述では、大阪を拠点に、
近畿地方・中国地方・北陸地方などの料理店などを転々としていたとしている
。
その後も捜査網を巧みにくぐり抜け逃亡を続けるが、福井市に潜伏していた1997年、市内のおでん屋の
店主から提供されたビール瓶とマラカスから採取された指紋が決め手となり、ついに福田は逮捕された。
当時、時効を目前に控えたこの事件は盛んにテレビのワイドショーなどで取り上げられ始めており、
福田の肉声も繰り返し放送されていた。福田はこの時、逮捕に繋がる情報を提供した店の常連客であり、
店主や他の常連客はテレビでよく耳にする福田和子と声がそっくりな彼女を怪しむようになったのだという。
逮捕の現場となったそのおでん屋はのちに区画整理によって取り壊された。
逮捕成功につながった情報の提供者は懸賞金を受け取ったが、その後、慈善団体に寄付を行った。
実際と画像は異なります。
「カラオケ喫茶にて」
土曜日 12:00
Q太郎> こんにちは。初めてなんですけどいいですか?
ママ> ええ、いいですよ。
まだ、店が開店直後だったこともあり、
店内は、Q太郎一人だけだった・・・。
Q太郎が、ホットコーヒーを注文し、
さっそく、1曲目を唄っていると、
2人目のママと、60過ぎの女性が入店してきて、
3人並んで、お昼ご飯を食べ始めた。
唄っているのは、Q太郎ひとりだけだった・・・。
そして、曲の合間に3人がかりで、
お客さん、言葉が違うし、
車のナンバープレートも違うし、
どこから来たんや?
どこへ行くんや?
どこに住んどるんや?
会社は?
奥さんは?
子どもは?
どうして別れたんや?
電話は?
と機関銃のように、質問攻めが続いたのであった・・・。
Q太郎〉 うっ・・・!
「職場にて」
女子社員M> ところで、Qちゃん、どうして、奥さんと別れたんや?
Q太郎> うっ・・・!
女子社員M> 結婚生活は、何年続いたんや?
Q太郎> それは・・・?
女子社員M> 転勤しても、うまくやってる夫婦もいるやろ!?
Q太郎> え~と・・・
女子社員M> Qちゃん、子どもは?
Q太郎> うっ・・・!
女子社員M> 別れたのは、本当に仕事のせいなんか?
Q太郎> それは・・・。
女子社員M> 朝早くて、帰りが遅くて、土日サービス出勤しても、
家庭と会社、両立してる係長、課長もいてるやろ!?
Q太郎> ・・・・・・。
女子社員M> 通勤が遠かったのが、理由やったんか?
Q太郎> ・・・・・・。
女子社員M> 奥さんを、放ったらかしに、してたんとちゃうの?
Q太郎〉 うっ・・・!