男性の精子に悪影響を及ぼす生活習慣7個をお届けします。
あなたの夫に当てはまるものがないかぜひチェックしてみてくださいね!
■1:サウナ
睾丸でつくられる精子にとって、実は熱が天敵。そもそも、睾丸が男性の身体からぶらさがっているのも、
睾丸をなるべく冷ました状態にするためだといわれています。
ロサンゼルスの不妊治療専門医ハル・ダンゼル氏によれば、睾丸の温度が98度まで上がると、精子の生産
がストップしてしまうとのこと。しかも、一度、生産ストップになると、その悪影響が数カ月にも及ぶことまである
のだとか……。
この点、室内温度が100度近くにもなるというサウナは超危険スポット。妊活中の女性は、夫のサウナ通いを
やめさせるほうがいいかもしれません。
■2:長風呂
精子は熱に弱いことをさきほどお伝えしましたが、そういう意味では長風呂も危険。2007年に発表された研究
結果によれば、湯船で30分ほどくつろぐだけで、精子の生産量がダウンするとのことです。
もっとも、風呂の影響は一時的なもので、じきに回復するそうなので、神経質になりすぎる必要まではありま
せんが、これからどんどん暑くなってくることですし、夫には長風呂させないように注意しましょう。
■3:ノートパソコン
ノートパソコンそのものが害悪というわけではなく、使い方の問題です。
ニューヨーク州立大学の研究によれば、男性がノートパソコンを膝に乗せた状態で長時間使用すると、睾丸
部分がどんどん温められて精子の減少につながります。
ノートパソコンはきちんと机やテーブルに置いて使用しましょう!
■4:ブリーフなどのぴったりサイズのパンツ
あなたの夫はブリーフ派? トランクス派? それともボクサーパンツ派?
ブリーフやボクサーパンツのようなぴったりした下着は、内部に熱がこもりやすい分、精子生産には適してい
ません。
妊活中であれば、夫には通気性がよくゆったりしたトランクスのほうがオススメです。
■5:携帯電話
2008年に発表された研究によれば、携帯電話を1日4時間以上使用する男性では、精子が質も量も低下する
傾向が見られたそうです。
もっとも、携帯電話と精子との関係については、まだ十分な研究がなされていないので、一概に“携帯電話=
悪”とは決めつけることはできません。
ただ、携帯電話を持ち運ぶ際、ズボンのポケットではなく、カバンに入れるなどして、なるべく精子が電磁波の
影響を受けないようにしたほうがいいのではないかと、男性不妊の専門家たちは進言しています。
■6:肥満
2009年の世界保健機構の調査などによると、メタボな男性は普通体型の人よりも精巣の機能が低下して、精
子の質や量に悪影響が及ぶことがあるとのこと。
肥満は男性不妊だけでなく、さまざまな病気の原因にもなりますから、バランスのとれた食生活や適度な運
動によって、旦那様のメタボを食い止めたいものですね!
■7:酒や煙草
万病の元ともいわれる“酒”や“煙草”も、子宝を遠ざける原因です。
まず、アルコールは精子の質と量に悪影響を及ぼすといわれています。
煙草の害はアルコールよりもさらに深刻。精子の運動量が低下し、卵子に到達しにくくなるだけでなく、精子
のDNAを破壊したり、勃起不全(ED)を引き起こしたりなど、妊活中のカップルにとってまさに百害あって一利
なしです。
酒も煙草も大好きという男性は多いと思いますが、せめて子どもを授かるまでは、夫にこの2つをなるべく控
えてもらうほうがいいでしょう・・・。
備考:この内容は、WooRisおよび、米国の健康情報サイト『Health.com』から紹介しました。