●「ポーカー」
ギャンブルで生計を立てていた男が、この世を去った。
天国の入り口で、聖ペテロ様が待っていた。
「なぁ、お前。まだそんなことやってるのか? ほたら出て行け~」
(帰ってきたよっぱらい:フォーク・クルセダース風に)
「ちょ、待てよ!(キムタク風に)
俺は、人を殺(あや)めたわけでもないし、
何か、盗んだわけでもないぞ」
「そこまでいう。早見優?
お前のような人間を、今後どう処遇しようか悩んでおったのじゃ。
それなら、お前にふさわしい
ポーカーで決着をつけようじゃないか」
と言って、聖ペテロ様は、
トランプカードを取り出した。
そして、男に言った。
「イカサマはなしだぞ!」
すると、すかさず、男も言い返した。
「そっちこそ、奇蹟はなしだぞ!」
●「ささやき」
一組の夫婦が、病院を訪ねていた。
そして、妻が、夫の愚痴をしゃべり始めた。
それが、延々と続き、やまらない、とまらない。
かっぱえびせん みたいだ。
そこで、医師は、奥さんの肩をそっとたたき、
「キミ、きれいだよ」
すると、ピタっと、口が止まったではないか。
「すごいですね。先生」
「こうやって、週に2回、肩をたたいて、ささやいてあげればいいんですよ」
「じゃ、火曜日と、木曜日に来ます・・・」
●「法律」
一人の男が、法律事務所を訪ねていた。
「女房が、今、妊娠中なんですよ」
「それは、それは・・・」
「先生、いよいよ生まれそうだと言うとき、
車で、病院へ連れて行くことに、なると思うんですが?」
「ふ~む、それは、それは・・・」
「そのとき、赤信号でも、無視してもいいでしょうか?」
「えっ? それは、それは・・・」
「緊急事態だから、法律上やむを得ないですよね?」
「って言うか、うっぷ、それは、それで・・・」
●「うさぎ」
森の中に、一本の大木があり、
便意を催した うさぎが用足しをしていると、
そこへ熊がやってきた。
うさぎは、ビクついていたが、
「な~に、心配するなよ。
俺も、大をしに来たのさ」
「それなら、いいけど・・・」
二匹は並んで、うん○をしていたが、
先に、用を済ませたクマが言った。
「お前、お尻を拭くのに、ちょうどいい柔らかい毛をしているな・・・」 →
●備考:この内容は、7時11分ごろ、セブンイレブンで立ち読みした、
「週刊新潮」より、慎重に思い出しながら、
多少、アレンジを加えつつUPしました。ちなみに、
その時飲んでいたのが、「7UP」だとしたら、どうする? こら!コーラ!