杉下右京趣味の世界 | Q太郎のブログ

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パクリもあるけど、多岐にわたって、いい情報もあるので、ぜひ読んでね♥
さかのぼっても読んでみてね♥♥


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 右京といえば、博識で多くの趣味を持っている人物。


そこで、”趣味の世界”をエピソードとともに覗いてみたい。





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「お酒」



 ワインへの造詣も深く、シーズン5


第9話『殺人ワインセラー』では、


ワイン評論家の藤巻(佐野史郎)から


デキャンタージュを褒められ、エチケット


(ラベル)の取り扱い方にも熟知。


シーズン6第14話『琥珀色の殺人』では、


被害者のスコッチウイスキーの飲み方


に疑念を抱いたことが事件解決の糸口


となった。「花の里」では基本的に


ビールか日本酒をたしなんでいる様子で、


シーズン4第16話『天才の系譜』では


「お酒ちょうだい!」とおちゃめに注文。



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「チェス」



 大学時代からチェスクラブで腕を


磨き、シーズン1第9話『人間消失』では、


右京が唯一負けたことのある後輩の


森嶋(篠井英介)が登場。最後に


過去の勝負には不正があったと暴露


する森嶋に、右京はさらりと「そんなこと


知っていましたよ」。『劇場版1』では、


チェスの棋譜になぞらえて残された


犯人からのヒントを解読し、インター


ネットを通じて犯人と勝負した。また


シーズン7第6話『希望の終盤』では、


将棋にも精通することがわかる。


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「音楽」



 クラシック音楽の知識も豊富で、


シーズン2第7話『消えた死体』では、


名曲喫茶でレコードを鑑賞。イギリスの


作曲家・エルガーの『愛のあいさつ』が


好きで、そこで知り合った多治見(若松


武史)と語り合うなど意気投合。


互いに出会いを喜ぶが、多治見を逮捕


することとなる。ラスト、多治見が


熱望していたレコードを差し入れる右京


流の罰が心憎い。シーズン3第15話


『殺しのピアノ』では、見事なピアノ


の腕前を披露した。


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「ミステリー」



 ドイル、チェスタトンなどのミステリー


小説を原書で読み、中学時代に


書いた短編小説『亡霊たちの咆哮』が、


大学の小説サークルの同人誌に


『新進気鋭の中学生作家の傑作


ミステリー』として掲載された。いわく、


「技巧に走りすぎていて、お恥ずかしい


限りです」とのこと。ミステリーに限らず、


シーズン6第3話『〇〇たちの幸福』、


同第7話『空中の楼閣』、


シーズン9第1話『顔のない男』など、文壇が


舞台になることも多い。








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「紅茶」



 特命係で飲むときでさえティーポットで


溢れるほど、こだわりの好物。


シーズン1第7話『殺しのカクテル』では


美和子(鈴木砂羽)の叔母・アキコ


(草村礼子)とミルクを先に入れると


混ざりやすいなどのうんちくで盛り上がり、


シーズン4第2話『殺人講義』では


大学教授・春日(石橋蓮司)があふれた


紅茶に「これこそマスカットフレーバーです!」


と大喜びした。最新作、


シーズン9のオープニングでも紅茶を


楽しんでいる。




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「落語」



 落語家の青楽(小宮孝泰)が事件に


関わったシーズン1第3話『秘密の


元アイドル妻』では、新宿・末広亭で


落語を鑑賞。右京と鑑識課・米沢


(六角精児)の共通の趣味で、シーズン


4第13話『最後の着信』では、


春風亭昇太独演会のチケットを、


シーズン7第12話『逃亡者』では、


落語のCDを交換条件に「なんとかなりませんかねぇ?」


と捜査情報を提供して


もらった(ちなみに米沢の着メロは、


志ん生の出囃子『一丁入り』)。










備考:この内容は、2011年1月30日発行、 ぴあMOOK『相棒』10周年メモリアルBOOK

杉下右京10yearsより紹介しました。