「ショート・ボブ」
友達がローマに行ったそうです。
ちょっとおしゃれな気分になっていたところ、
イタリア人が寄ってきて、ショートボブの
その友達に向かって、
「金太郎、金太郎」って言ったんだって・・・。
他の日本語は話せないのに、
金太郎だけ知ってたらしい・・・?
(ひろみちゃんのねこ)
「ニッポンと言えば」
数年前の夏、サンディエゴからバスで
国境を越えて、メキシコのティファナに行った
ときのこと。陽気で濃い顔をした土産屋の
おっちゃんたちは、私の顔を見るなり
「ちびまるこ!」 「ピカチュウ!」
と叫び始めた。
いくら日本人だからって、
初対面の人間に「ちびまるこ」はないよな・・・。
(あやん)
「相づち」
大学の頃、みちばたで(みっちゃん?)
外国人に道を
聞かれた時、友人は、
「イエス。イエス」と相づちを打つところを、
「ウォンチュッ。ウォンチュッ」
とうなずいていました。
隣で聴いていて、ひっくりかえりそうになりましたが、
彼女はとても早口なので、
相手の外国人は気付かず、ことなきを得ました・・・。
(みっちゃんみちみち)
「不条理」
電車の中での出来事です。向かいの側の
席に座った外国人が
「スミマセンガ、トウキョウマデイキタインデスガ、コレ?」
と隣に座っている人に尋ねました。はい、
そうですよ、とその人が答えると、
「シンジュクデ、ノリカエ?」
とまた尋ねました。
東京まで行きますよ。とまた答えると外国人が一言。
「ナニガ?」・・・
答えた人、絶句。
わたしはおまえが聞いたんだろー!!
と心の中でつっこみながら窓の外をみて
必死に笑いをこらえていました・・・。
(あたまくらくら)
「先輩の注文・その1」
大学時代の先輩は、
「生姜焼き定食」と
書いてあるのを見て、大きな声で
「めかけやきていしょく!」
と注文していました・・・。
(やばいよVAIO)
「先輩の注文・その2」
ゾッキーOBでガテン系職に
就いた先輩に街でバッタリ出会い、
「飯おごってやるよ」と言われ、らーめん屋に
行きました。先輩は私たちに、
「お前ら好きなの食えよ! 遠慮すんなョ」と言い放ち
「おばさん、俺、
うみやきそばのじょう!」
と豪快に言いました。先輩はマジに
「上海焼ソバ」を注文したようでした・・・。
(豚勝つ食べて馬勝った)
(解説)
ゾッキーとは、暴走族のこと。
ガテン系とはリクルート出版から出ている就職情報誌『ガテン』からきた言葉で、『ガテン』 が対象としている土木・建築・ドライバー・メカニック・調理師など技術職や現業職及び それらに従事する人を意味する(単に肉体労働者という意味で使われる場合もある)。
備考:この内容は、2004年ホワイトデー発行
糸井重里・監修「言いまつがい」より紹介しました。