自分で自分をくすぐっても、くすぐったくないのはなぜ? | Q太郎のブログ

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 子供の頃、足の裏や脇の下をくすぐられて、キャッキャッと笑い転げたことがあるだろう。


また、今でも恋人同士くすぐりあって楽しんでいるかもしれない。だが、自分で自分を


くすぐっても、ちっとも感じないのはどうしてだろう?




 一言で答えると、予測可能性があるから神経が興奮しないためである。くすぐろうと


動かした腕や指先からフィードバック信号が、くすぐる場所をあらかじめ感知させて


しまうのだ。反対に、目隠しをされた状態で誰かにくすぐられると、非常に敏感になる。




 だが、いくら予測がつかない方が感じやすいからと言っても、見知らぬ人からくすぐられたら、


恐怖心が起こるばかりだろう。くすぐられる場合は、おふざけのいたずらであると


とりあえず受け入れられる気持ちが必要・・・。たとえば子供は親や兄弟から、大人だったら恋人から


コチョコチョやられると、一番くすぐったい。また、子供同士の場合でも、同性の


子よりも異性の子に触れられると、より刺激的に感じる。




 くすぐったさというのは、人間の心の裏をのぞかせてくれる、性心理的になかなか


複雑な感覚なのだ・・・。










備考:この内容は、1997年5月10日発行 

コスモ出版「通勤電車を楽しむ本」より紹介しました。