かえるの2割はオタマジャクシにならずに大人になる! | Q太郎のブログ

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パクリもあるけど、多岐にわたって、いい情報もあるので、ぜひ読んでね♥
さかのぼっても読んでみてね♥♥


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 オタマジャクシといえば、カエルの幼体である。


カエルの一生は、卵からオタマジャクシ、オタマジャクシに


やがて手足が生えて、成体になる。教科書でも、そう習ったはずだ。




 だが、すべてのカエルが、卵 → オタマジャクシ → カエルという成長を遂げる


わけではない。世界には、オタマジャクシにならず、直接成体になってしまうカエルが


少なからずいるのだ。





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 その代表が、コヤスガエル属と、その仲間である。このうち、キューバコヤスガエルは、


体長1cm程度と、世界最小のカエルである。




 ふつう、カエルは水辺に卵を産むが、コヤスガエルらは湿地に卵を産む。湿地では


オタマジャクシの状態では生きられないから、成体と同じ姿で孵化するのだ。






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 オタマジャクシにならないカエルは、けっして例外的なカエルではない。じつは


カエル800種類のうち、20%はオタマジャクシを経ない、直接発生型のカエルなのだ。



 ただ、日本では、カヤスガエルのような直接発生型のカエルは存在しない。彼らは


日本の生態系を乱すとみなされ、環境省は外来生物の規制対象に指定している・・・。










備考:この内容は、2012年5月25日発行、

夢の設計社 「誰に話してもすべらない雑学」より紹介しました。