約2年間で2回ヒザの手術を行い苦しい
シーズンを乗り越えて北栗原。昨季は活躍
の場を求めロシアでプレー。支えてくれた
みんなのため、そして自分自身、納得
できる戦いを、決意も新たにスタートを切った。
♪ ♪ ♪
「昨年11月に単身でロシアへ。気温は
マイナス30度にもなりますし、これまでとは
まったく違った環境で、生活に慣れるまで
とにかく必死でした。食事も日本にはない
食材が多かったのですが、代わりになるものを
見つけて自分で作っていました。
チームにはロシアのエース・ガモワも
いました。彼女と一緒にプレーして感じた
のは、とにかくよくチームメイトを見ている
ということ。広い視野でチームメイトを
見ているリーダー的存在でした。ガモワを
はじめほかの選手たちからも、トップ選手の
意識の高さを感じました。ロシアでは私の
身長では下から数えたほうが早いくらいで
したので、つなぎやレシーブ面を監督から
も求められ重点的に練習をしてきたことは
よい経験になったと思います。
この経験が生きるか生きないかは今後の
自分のがんばり次第、今の全日本はチームと
して出来上がっている状態ですから、自分
はチャレンジャー。とにかく一生懸命やる
のみです・・・」
備考:この内容は、「月間バレーボール 5月号」
より紹介しました。