猫を飼い始めるにあたって、ショップで購入する他にも、いくつかの方法が
ありますが、それぞれに気をつけたいことがあります。
ペットショップで選ぶ場合・・・
ショップによってかなり善し悪しがあるので、まず、
ショップ選びを慎重に。よいショップの条件としては、
知識豊富なスタッフがいること。生後2ヶ月未満の猫を
店舗販売していないこと。24時間営業ではないことなどが
挙げられます。
ブリーダーから直接購入する場合・・・
飼いたい猫の種が決まっているのであれば、その種類
の猫を長く育ててきた経験のあるブリーダーから直接
購入するのもオススメ。飼育環境が見られるので
あれば、実際に見て不衛生な環境で育てられていないか
などをチェックしたい。
子猫が生まれたからと譲られる場合・・・
生まれて2ヶ月間は親猫や兄弟猫から学ぶことが
多く、また親猫から母乳で免疫をつけるため、生後
2ヶ月以上、3ヶ月以内に譲ってもらうのがベスト。できれば
元の飼い主と親猫に会い、かかりやすい病気や習性
など聞いておきたい。元の飼い主が近所ならば
かかりつけの獣医も教えてもらおう。
保健所から引き取る場合・・・
基本的には無料で引き取ることができるが、生まれや
保健所に引き取られるまでのか経緯が分からないため、
まず健康診断と予防接種のために動物病院へ連れて
行くこと。また、保健所にいる猫を預かり、予防接種
などを施し、ネットなどを使い親猫を探している団体もある
ので、そういった団体経由で手に入れる方法もある。
予防接種の料金や手数料などが必要となるが、直接
保健所から引き取るよりはかなり安心できる。
野良猫を飼う場合・・・
野良時代の習性があるので初心者にはオススメ
できない。どうしても飼いたい場合は以下に注意。野良猫
の飼い主が混じっている場合があるので、よく観察
して、野良猫であることを確認、できるだけ人なつっこい
猫を探す。そして飼うことを決めたら健康診断と予防接種
のために動物病院へ。どうしても子猫を生ませたい
場合以外は避妊手術を。
パートナー選びは慎重に・・・
備考:この内容は、2010-6-30発行、日本文芸社 竹内徳知監修
「面白いほどよくわかるネコの気持ち」より紹介しました。