派出所と駐在所 | Q太郎のブログ

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 長期連載を誇る秋本治氏の『こちら葛飾区亀有


公園前派出所』。主人公の両津勘吉が勤務するのは


「派出所」である。いっぽう、落し物を届けたり、


道を尋ねたりする同じような場所に「駐在所」が


ある。同じように制服警察官が対応してくれる。この


2つ、どちらも「交番」の別名じゃないの?違い


に特別な意味でもあるのだろうか?





派出所


 マンガの世界では立派に存在するが、


現在「派出所はない」が正解だ。というのも、以前は


「交番」が俗称で「派出所」が正式名称だったが、


1994年から「交番」に改められたからだ。


「派出所」、「交番」は呼び名が違うだけで同じという


ことになる。通常、3人の警察官が3交替制で勤務し、


24時間、地域住民の治安を守っている。ただし、


地区によって人数に多少の違いがある。





駐在所


 役割や勤務内容は「交番」と変わりない。


大きく違うのは、「駐在所」内の2階や奥に住居


スペースがあり、勤務する警察官は家族揃ってそこで


暮らすのが原則という点である。勤務する警察官は


一人で24時間駐在することから「駐在所」という


呼び名になった。「交番」が都市部、駅前、繁華街


などに設置されるのに対し、「駐在所」は比較的


郊外や農村部に設置されることが多い。警察官が1名


であることも考慮し、年間の犯罪件数も少ない


地域に設けられるのが通常である。






備考:この内容は、廣済社ペーパーバックス 「2つの違いわかりますか?」より紹介しました。