ヒロシ、田舎暮らしを夢見る
・・・プライベートは充実していたんですか?実際のところ?
ヒロシ> 2008年ぐらいから、いよいよヒマになりました。ただ、最初の頃は休みがあるという
ことに、前向きだったんですよ。少しはお金もあったので、「田舎暮らしでも始めるか!」と、千葉の物件を
探しに、海の近場で古民家を改装して釣りに行くと言う生活に夢を馳せてましたね~。
・・・素敵だとは思いますが、早くも隠居生活じゃないですか?
ヒロシ> 千葉の房総あたりでそういうライフスタイルが流行っているのを知らないんですか?
憧れすぎて、一時期、田舎暮らしの本も定期購読していましたよ。僕は、もともと都会が好きじゃ
ないんですよ。
上京したのもお笑いは、東京じゃなきゃ無理だって思ったからで、お酒も飲めないし、ホスト
だって、やりたくてやっていたわけじゃないんです!
・・・ですよね。失礼しました。
ヒロシ> でも、その頃は、まだ、ビミョーに仕事があったんですよ。そうなると、千葉の外れから東京に
通うのは、けっこう、おっくうじゃないですか~。往復の高速料金も、バカにならないので、夢は夢で
終わってしまいましたね。(笑)
・・・田舎暮らしも、お金にゆとりがないと、出来ないんですね?
ヒロシ> 釣りは、先輩芸人のテルさんとのころから初めて、今はシーバス釣りに落ち着いています。
趣味が高じて、釣り番組もやらせてもらっているんですが、正直、魚はいれば釣れるんですよね!
番組でもね、ちゃんとした先生は、前もって、「今日は釣れないよ」とか言ってくれるんです。ただ、先生に
よっては、独自の持論を繰り返したり、僕らの釣り方が悪いとか、釣り具がイマイチだとか言うんですよ~。
釣りは持ち物とか、腕とかじゃない、魚がいるかいないかが、僕の釣りの哲学です。(笑)
・・・思わぬところでヒロシさんの釣り哲学、どうもありがとうございました。そんなヒロシさん
にとって、釣りの魅力とは?
ヒロシ> 釣り上げたときの興奮です。竿がグッときたら油断できないし、そのあいだ心臓もバクバク
言っている。その瞬間だけのために長い時間を費やしているんです。
・・・なるほど。
ヒロシ> あと、ガーデニングに凝ったこともあったんですよ。川崎に一軒家を借りて屋上に菜園を
作っていたんです。野菜はじゃがいも、なす、ピーマン、きゅうりなど。お花もバラやパンジーとかを
育てていましたね。苗に実がなって、野菜の形に近づいていく過程はやっぱり感動しますよね。
・・・そんなに素敵なお庭を持っていたら、さぞかし友人を招いたり、女性にも好評だったでしょうに?
ヒロシ> 庭の中心にテーブルとイスを置いて花などを眺めていました。バーベキューの道具も
揃えましたよ。そこでひとりで肉を焼いていたりして、ゆっくりと時間は流れていきましたねぇ・・・。(笑)
このネタは
STAFF
Management Ofice
サンミュージック 大関隆之/佐方麻緒
Photographer
服部貴康
illastrater
比嘉良樹
Witer
富田陽美(aditirial teamトリーヌ)
Designer
長谷川弓子
Produced by
シーロック出版社
ヒロシです。
華も嵐も乗り超えて
2011年6月8日 初版第2刷発行
著者・装画 ヒロシ
発行人 保川敏克
発行所 東方出版株式会社
〒 151-0051
東京都渋谷区千駄ヶ谷2-33-8
TEL 03-5474-2505 FAX 03-5474-2507
印刷・製本 新灯印刷株式会社
(本文用紙/ニューシホンクリーム四六 77.5kg)
©HIROSHI 2011 Printed in Japan
定価(本体 1200円+税)
定価はカバーに表示してあります。落丁・乱調はお取替えいたします。
本書に訂正等があった場合、上記HPにて訂正内容を掲載いたします。
より 紹介させていただきました。
いや~、ヒロシって、本当にいいもんですね!では、また、しーゆー・・・
