アナ>迫田がレシーブで
体制崩れたが、バックアタックではない・・・

木村に任せる。ブロックアウトを取りました!
この辺ですね!
柳本>よく、打った!
あれ、何気に打っているように見えますけど、
内にこれ、ストレートをひねっているんですよね。
アナ> あの、二段トスですから自分にとっては打ちにくい。
相手のブロックも付く。それをわかって利用するというわけですね?
韓国 VS 日本
10 9
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アナ>竹下のサーブ、ワンハンドで上げた!
チャンスボールが返って来て、佐野がアンダーで上げて

木村沙織 ストレート!
柳本> いいコース!
アナ>いいコースです。
アナ>ブロックの間・・・
柳本> ブロックで自分がやられた分を取り返しましたね!

アナ>そして、ブロックが開いたところを見ると
自分が早いスパイクですね?
柳本>ええ、強く打ちました。
韓国 VS 日本
11 11
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アナ>入った!入りました!
木村沙織のサーブポイント!
日本逆転です!

ストレートコースいっぱいです!
吉原さん!
吉原> はい。
アナ> これもまた、サーブ練習で日本、奥を狙いながら
アウトにしないというサーブずっとやってきました。
吉原> やってきましたよね。あの~前後にこの、
ライン際の前後ずっとやってきましたよね。
アナ> はい。相手コートにバトミントンのネットを張って
その上を越して、エンドラインを割らないというサーブ練習。
ファン・ヨンジュ打って・・・佐野上げた!
よくつないだがマーカーの外側から
相手コートに返りましたので、
これは韓国の得点になります。
しかし、柳本さん!

佐野は、柳本ジャパンの時も守護神として
北京オリンピックの時活躍しましたね?
柳本> そうなんですよね。
あの~、地味なんですけどね!
非常に堅いプレーをしてくれるんでね。
選手が安心しますよね。
アナ> あの~、リベロとして得意なプレーが
全般的に得意ですよね。
どれか一つが突出してるんではなくて・・・
柳本>そうなんですよね。
佐野はもう 世界では十分通用する選手だと思います。
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アナ>迫田決めました! 15点目!

2セット連取の日本 15対14
柳本> 今でも、迫田、相手のブロックが
よく見えてるんだと、思いますよね!
アナ> そうですね。迫田自身、どうでしょうか?
一つ階段上った試合になりそうでしょうかね?
柳本> うん。そうですね。
さっきからアナさんが言っているようにね。
苦しい時こそ、頑張ろうとしているんじゃないでしょうか。
本人も意識してやってるんでしょうね。
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山本愛> さあ、一本!一本! さあ、いこう! オーッ!
アナ> 今年は最終段階に来たと、眞鍋監督は言い続けています。
オリンピックまで、あと一年。
そのために、今まで攻撃自体を早くしてきたが、
サイドの攻撃を早くした。
バックスパイクを早くしてきた。
今度早くするのは、前衛のクイックとバックアタックが

同じようなスピードで行くような、そういう
ミドルとそして、バックアタックの同時の速さ
これを追い求めています。
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アナ>第3セット、終盤にいよいよこれから向かいます。
韓国1点リード・・・
コートサイド> アナさん!ベンチに狩野が呼ばれています。
アナ>ベンチに狩野舞子。
ファン・ヨンジュのサーブは・・・今日はミスが目立ちます。
アナ>ここで、入ります。
山口に代わって狩野舞子。
狩野舞子はアキレス腱を、左も右も断裂した経験があります。

その怪我・・・大きな怪我から帰ってきている狩野舞子。
15歳の時に全日本から呼ばれた。
それ以来、
期待されながらも、怪我に悩まされている、狩野舞子。
そのサーブで日本、リターンを取ってから、
迫田に・・・ブロック破った!破った!
こらえました迫田!
柳本> あれ、最初のタイミングで打つと、
ブロックかかっていたと思うんですけど、
最後、タイミング ズラしてですね、吸い込ませましたね。
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アナ>ワンタッチをアピールしたがワンタッチはない。
24点目。マッチポイント、日本です。
日本、あと1点です。

まさに、まさに、大事な場面をひとつは乗り切りましたが、
柳本さん、あの~
若手が伸び伸びとしたいいプレーをするのは当たり前。
そうじゃなくて、迫田はもうそれ以上を目指さなきゃ
いけないし・・・戻ってきた狩野もそうなんですね?
柳本> そうなんですね!もうチーム自体が
世界に照準を合わせていますからね。
世界一を目指しているチームなんでね・・・
そこの修羅場をくぐるためには、
実戦しか勉強できないことがありますんでね。
アナ>なるほど。
吉原さん!

この場面を自分たちの力で打開した時に、
オリンピックで勝てる。そこにつながるわけですよね?
吉原> そうですね。
自分たちで点数を取りにいかなきゃいけない。
相手のミスに期待するんじゃなくて。
自分たちで得点を取りにいかなきゃならない。
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アナ> マッチポイントです!
24対22
日本この点を取れば、次の点を取れば、3セット連取。
韓国に勝ちます。キム・ヨギュンは?アウト!
最後は韓国ミス。25対22 3セット連取!
ワールドグランプリ2011 .昨日はブラジルに敗れるも
今日、地元韓国を3セット連取で破りました!
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アナ> 大活躍でしたね!
迫田さおり> いえ、本当に周りの先輩たちに助けられたおかげです。
アナ> 改めて、今日の試合いかがでしたか?
迫田> え~と、やっぱり
きのう、メンバーから外れて、本当に悔しい思いをしたので、
今日、ホントに自分の気持ちに勝つように一生懸命頑張りました。
まだまだ長い戦いが続くので、みんなで力を合わせて、
精一杯頑張りたいと思います。
木村沙織> 出だしからチームの勢いがあったので、
う~ん、しっかり相手のエースも止められましたし、
よかったと思います。
眞鍋監督> あの~、このグランプリ、
少なくとも決勝に行くためには、明日、
必ず勝たないと、おそらくいけないと思うんでね。
明日は本当勝負します! はい。
この内容は、2011-8-6 TBSテレビより、お借りしました。