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うちの長男小4は
一年前から将棋クラブに通っている
学校が早く終わる日や週末は
電車代をにぎって、出かけて行く

今日も将棋クラブにいった長男は
小雨が降ってるというのに傘もささずに
駅から走ってきたのだろう、
息をはずませながら帰ってきた。

ねえきいて!すごいんだよ!
今日、プロの棋士がきてたんだよ!
◯◯八段、本持ってるよ、オレ。。。

長男は二階の子ども部屋にかけあがり、
将棋の本を持ってきて開いてみせた。

ほら!この人。

へえ、よかったねえ。
握手とかしてもらったの?

うん。対局みせてもらった。

長男の話は終わらない。
その棋士の経歴、小6から始めてプロに、
というところを読んで
オレもプロになれるかなあ
なんて言ってる。
目をきらきらさせて。

なれるよ、がんばんなよ。

にかっと笑う長男。

そんな長男を見て
なんて幸せなんだろ、と思った。

学校の勉強も体育もいまいちで
女子からいじめられて泣いていたこともある長男。
いろんな面で幼くて、人について行くのもやっと。

でも彼は将棋に出あって、変わってきた。
将棋の駒が欲しいと言うので
百円ショップで買ってやった。
それをいまでも大事に使っている。
クラブに一人で通うようになり
八級だったのが、一年で一級に。
初段をめざしている。

将棋を語っているときの長男は
いつも、きらきらの笑顔。
わたしはそれを見るのが大好き。
いいこといっぱいありますように。


今日の晩ごはんは
子どもたちにサイコロステーキ
大人はまたもおでん。
おでんさいこううまい。