四十路デザイナーの独り言…。
京都の美大でプロダクトデザインを学び、
大阪の電機メーカーのインハウスデザイナーとして12年半。
退職後、フリーランスとして独立し、ちょうど10年が経つ。
年齢バレタカ…。
振り返ってみると、大したお仕事できてません…。
いつも周りの方々に助けて頂いております。
そんな私が偉そうですが、独り言なので御勘弁を!
デザイナーの仕事は、新しいアイデアやイメージを想像し、
カタチやイロを与え、新しい価値を“創造する”こと。
物理的には、無形のものを有形にする職業に他ならないが、
いくら造形力が優れていても、色彩感覚が素晴らしくても、
それだけでは不充分。逆に、理屈ばかりでもカタチにならない。
講師を勤める大学のデザイン学科にも悩める学生諸君が多いので、
私がお仕事をする上で大切にしている5つのキーワードを挙げてみました。
? : ナニ?ナゼ? 疑ってみよう!
! : ヒラメキ! 感じてみよう!
∞ : ヒロガリ∞ 考えてみよう!
→ : →ケッシン 動いてみよう!
/ : オン/ オフ 切りかえよう!
デザイナーも普通の人間。中には、“天才”デザイナーもおられますが…。
自分自身の心と身体、感性と理性のバランスをとる事、
そして、生活者の心と謙虚に向き合い、
響き合う事の重要性をつくづく感じる次第です。
エモーショナル・デザイン―微笑を誘うモノたちのために/ドナルド・A. ノーマン
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