『ネット系小説Ⅰ』
ミステリー小説が好きで、贔屓の作家は何人かいるのだが、
その中の一人が、ジェフリー・ディーヴァーである。
映画化もされた 『ボーンコレクター』など、
全身麻痺の科学捜査官リーンカーン・ライムシリーズで、
御存知の方も多いのではないだろうか。
この作家の凄さは、取材の綿密さとリアリティにある。
呑み仲間でインテリアデザイナーのM氏からの薦めもあり、
このジェフリー・ディーバーの著書『青い虚空』を読んでみた。
シリコンバレーを舞台にした連続殺人事件を巡る天才ハッカー同士の戦い。
ハッカー(コンピュータにどっぷりハマッテしまった人)の生態が、絶妙に描写されている。
「タイピングのしすぎで指先に胼胝ができている。」とかね…。
ストーリーも勿論オモシロイのだが、
“ネットノムコウ”にいる人達の姿が、超リアルに感じられる。
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