家族に誕生日を祝っていただいた。
パパは何歳になったの?と息子に尋ねると、
2歳!と言う。
30歳になったんだよと言うと
30歳!と言う。
ママは何歳だっけ?と尋ねると、
どこからともなく28歳!と聞こえてくる。
それに反応した息子は23歳!と言った。
よーし!それで行こう!と嫁が満面の笑みで言う。
好きにしてくれ。
俺のために用意された小さめの誕生ケーキは、
ローソクの火を吹き消すとその役目を終え、
気が付くと嫁の腹の中に収まっていた。
一口くらいと思ったその言葉は、
俺の腹の中に収めておいた。
でも、幸せかもってしみじみ思った日だった。