日本が元寇でモンゴルの遠征軍を撃退したことは、日本人ならば広く知られています。最初の元寇は1274年日本では文永の役といいます。この遠征軍の海軍を担ったのは高麗の人々でした。高麗は1259年モンケ=ハンのときにフビライ将軍の遠征軍によって征服されています。2回目の遠征軍には1279年に征服された南宋の人々が参加。1281年に日本を襲った弘安の役です。このときも台風によって壊滅的な打撃を受けました。
 また、ジャワ島シンガサリ朝もモンゴル軍を撃退したことで知られます。しかし、日本の鎌倉幕府同様、シンガサリ朝も撃退したものの、しばらくして滅亡しました。
 エジプトのマムルーク朝は、カイロに都をおいたスンナ派イスラム教国です。この王国はインド洋の季節風貿易を独占して大いに繁栄しました。この王国もモンゴル軍を撃退しています。