
出演:宮崎あおい、西島秀俊、天光眞弓、穂積ぺぺ、菊地凛子、川村早織梨
監督:大宮エリー 2006年 日本 約71分
STORY:自分はごく平凡な家庭で普通に育った幸せな娘と信じていた楓は、
ある日、母親が父親の愛人だったという事実を知ってしまう。
傷ついた楓は、心の拠り所にしている物理学者の博士の元へと向うが、
博士は自分の壊れた家庭環境との葛藤から、楓の気持ちを受け止められなかった・・・。
この映画のキャッチコピー、「スピッツの音楽からやさしい物語が生まれました。」
スピッツ好きの私としては、これだけでも注目の作品ですが、
出演が私のお気に入りである「宮崎あおい」、そしてバベルで話題の「菊池凛子」とくれば
もう観るしかない映画でしょう!!ということで早速鑑賞。
スピッツの楽曲が好きな監督が作ったということがとっても良く分かる作品ですね。
どこか影のある役を演じることが上手い宮崎あおいと少し冷めた様な淡々とした性格を演じる
西島秀俊の演技なくしてこの作品は成立しなかったと感じました。
しかしながら、音楽ありきで作った作品であるにもかかわらず、スピッツの曲が流れている途中で
突然音楽が止まり場面転換を繰り返す様は、観ていてとても違和感を覚えました。
せめて曲が区切りの良いところまで流れてからフェイドアウトするように場面が変われば
もっと良い作品に仕上がっていたのでは?と思うと残念でなりません。
熱烈なスピッツファンの方が見たらどう感じるのかな~?なんて・・・。
自分としては、宮崎あおいの演技を見ただけでそれなりに満足はしましたが・・・。
期待していた菊池凛子はチョイ役で、ちょっとガッカリ・・・。(重要な役どころではありましたが)
スピッツの詩の世界観を出しながらの脚本は良かったのですが・・・。
自分の気持ちに正直な博士は、一度は楓を受け止めることができなかったけれども
ラストで楓を抱きしめたいと思った偽りの無い正直な博士の人柄にとっても共感できました。
誰かを大事に思うこと
ちっぽけだけど、いちばん大切なこと。