再び
若い頃の話でなんなのですが
私が23歳のとき
母が倒れて、救急車で運ばれ
脳溢血であったため手術、そして
長期の入院となりました
当時、その病院は
表向きは完全看護、しかし実態はまったく・・・・
ということで
私は、母のベッドの横にシートを敷いて
病院に7ヶ月間、24時間共に寝泊りしての
そんな生活になりました
この7ヶ月という期間は
もちろん24時間休みなしの介護だったので
完全に、外とはまるで別世界といえる時間でした
途中で、ノイローゼ? みたいなことにもなりましたし
このときに生まれて初めての、煙草も覚えました
けれど、私は、この23歳まで
本当に人間の好き嫌いが、はっきりしていました
あの人が嫌い、好きじゃない!
そう思ってしまう人が、たくさんい周りにいました
それがこの病院生活で、私は人の見方が
ぐるりと変わっていきました
病棟ではすべて、みんながそばで介護をして
24時間、いろんな方々と共に過ごす
介護する方々だけではなく
肝心の病人といえば、話すこともできない寝たきりの人
交通事故で、頭蓋骨が半分ほど無い人
喉に開けられた穴から、バキュームの機械で
痰を絶えず取り除かなければならない人
動けなくて、床擦れで
背中がサラミのような皮膚になっている人・・・・
キリがありませんが・・・・
23歳の私は、人は皆
何が起こるか分からないし
何かが起こったら、同じように苦しんで
こんな大変な目にあって・・・・
みんな同じ身体を持っていて
体は皆、同じ働きをしている・・・・みんな
同じ・・・・・人間・・・・
キライだとか言っていてはいけない
そう思ったのです
その病棟ではみんなが、本当は重く暗い心を
いっしょになって明るくしようと努めている
個々に性格の違う、小さなひとりひとりが
大きな、ひとつになっていました
これは、人生ではじめての、転機だと思えました
ですから
歳を重ねてきた今でも
ちょっとこの人は苦手、というのはもちろんありますが
この人は嫌い、それは無いのです、今でも
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