「一目惚れ」
そんな言葉が音楽にもあるんですね。
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the chef cooks meの『回転体』
とのお話をさせてください。
圧倒的なハッピー空間
the chef cooks me(以下シェフ)とは、2013年のROCK IN JAPANで初めて出会いました。
中学生のころから大好きだったASIAN KUNG-FU GENERATIONのゴッチこと後藤正文さんがプロデュースするとかで、気になっていたバンドで、特に時間帯的に観るアーティストないしで、ふらーっとPARKSTAGEへ足を運んだのが彼らとの運命的な出会いでした。
もう、とにかく圧倒的すぎる程のハッピーな空間がそこにはありました。
フェスって、そこいら中に非日常が噴出してて、日ごろ仕事や上司や会社の愚痴しか頭にない私にとってのオアシスだから、唯一の趣味として継続してるんですが、もう非日常の最上級がそこにはあってですね!!!!!
初聴だったにもかかわらず、気づけば先頭に乗り込み、シェフの演奏に釘付けになってました。
恋のように音にトキめく
現実に戻されてからも、そのハッピーすぎる空間が脳内に焼き付いてて、
「これが、恋?」
状態だったんです。当時嫌いだった上司とのやり取りも心なしか優しくなってしまうほどとか、そうでもないとか。
とにかく彼らの出す音、空間に心をズキュゥゥゥゥウウウン!と打ち抜かれまして、購入したのが当時リリースされたこのアルバムでした。
もう、脳内洗脳に近いレベルではまっていたので、アルバム購入時点で、ドキドキが止まらず。
アートワーク最高!シンプルな文字体最高!シェフ最高状態なわけです。タワ〇コのレジ前で。
で、家に帰ってありとあらゆるものをほっぽりだして、まずはCDをしっかり聴き込みます。あぁ…幸せ。音が私を包む~!!!優しく抱かれてる~!!!
ギャップに女は弱い
で、やっぱりCDで聴くことの意義って、歌詞をじっくり紐解くなんてこともできちゃうところにも有ると思うんですよ!
何この音と歌詞の猛烈なギャップは~~~!!!ギャップ萌えどころのレベルやないで~~~!!!
人間の奥深く、でもそこら中にあるような暗い部分が散りばめられてるんです。で、このメロディにそんな闇がユラユラと乗っかってるんです。
不思議な感覚ですよ。どっしり重いはずなのに、意外に軽いみたいな。語彙の少なさを憎む…。
とにかく、このなんとも言えない感覚に病みつきになり、発売から3年半近く経とうとしてますが、ずーっと飽きずに聴いている数少ないアルバムでもあります。
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どこがダークなのって思うでしょう?それくらいポップに塗り替える力があるんです。シェフには。
ただただ、明るく前向きに生きていこうよみたいな応援ソングもいいですが
「無理なく日常に溶け込むポップな音楽にも背中を押す力はしっかり備わっている」
そう感じさせてくれる力強いアルバムです。