北から冷たい空気が流れ込んだ影響で28日、東日本の太平洋側と関東地方は気温が上がらず、2月上旬~下旬並みの寒さとなった。岩手県宮古市の山間部では最低気温が氷点下20.3度、宮城県栗原市では同12.7度と、3月の観測史上最低を更新した。茨城、栃木、埼玉各県では、ほぼ全域で、例年の最も寒い時期の最高気温を下回った。

 東京都心部も、最高気温が例年より5度低い9.5度と2月上旬並み。桜が5分咲きの目黒川沿いでは花見のイベントが開かれたが、人出は前日の5~7割ほどだった。

 気象庁によると、29日も寒気を伴った気圧の谷が接近するため、東日本全域で冷え込む見込み。気温が上がるのは30日以降になりそうだという。【安高晋】

【関連ニュース】
気象庁:天気予報サービスでトラブル
座礁船:岸に接近、自力脱出困難に 北海道石狩湾
雲仙火砕流:焼けたカメラ、記念館で公開
気温:4~6月は平年並み 東海3カ月予報
気温:4月は高め 気象庁3カ月予報

鳩山首相元秘書初公判 勝場被告に禁固2年求刑 (産経新聞)
<学生将棋選手権>早稲田大Aが優勝…団体戦(毎日新聞)
徳之島移設などに反対=地元知事・町長ら(時事通信)
【健康】「病気の苦しさ」語りデータベース 治療法を選ぶヒントに(産経新聞)
<普天間>ヘリ部隊の訓練移転に難色 米太平洋軍司令官(毎日新聞)