はいどうもお久しぶりです、佐賀の人です。今回は、福岡県田川市の船尾駅について書かせていただきます。この駅は、今年度の鉄研の新歓大回りで立ち寄った、と云うか通過した駅の1つです。大回りのルートとしては、博多→原田→桂川→新飯塚→田川後藤寺→城野→西小倉→吉塚といったものになっていた記憶が有ります。船尾駅と云えば、矢張り駅の目の前に聳えて高いこの建物でしょう。余談ですが、九州大学の学生歌にはよく知られている「松原に」の他に「聳えて高き」というものと、「春の讃歌」というものがあります。本当にどうでもいい余談でしたね。さて、この建物は何かと申しますと......、実は本当は私もよく知らなかったので今書きながら調べているのですが、恐らく麻生セメントの田川工場のようです。麻生セメントといえば、福岡を地盤に活躍している麻生グループの企業でしょう。麻生グループの代表はなんとあの麻生太郎の親族なようで、こんなところにも麻生さんは関わっているのだなあとしみじみ思わされました。

 さて、後藤寺線と云えば、みなさんは後藤寺線に快速が存在するのを御存じでしょうか。朝に1本だけ、新飯塚から田川後藤寺迄途中駅に停車しない直行の快速が存在します。西鉄では直行と云えば途中薬院にのみ停車していましたが、此の直行は本当に何処にも停車しません。上三緒にも、下鴨生にも、筑前庄内にも、そしてこの船尾にも停車しません。大回りのルートに組み込まれて居たわけではありませんが、私は快速に興味が有ったので1度だけ乗りに早起きして行ったことが有りますが、通勤客が結構沢山乗車して居たので、結構需要はあるみたいです。

 ところで、話は少し変わるのですが、後藤寺線のラインカラーって筑肥線と一緒ですよね? そういうと若松線や日豊本線や香椎線、福北ゆたか線と長崎本線も怪しいと思うのですが。とはいえ、JR東海の様に全体的に彩度が低い色を割り振って仕舞う訳にもいかないという視認性上の判断なんでしょうかねえ。まあ実際あまり通しでの利用はなさそうな線区で色が被って居るので、あまり気にならないだろうという判断なのかもしれませんが、我々からすると少し気になって仕舞いませんか?

 という事で、ラインカラーに紫が付与されている筑肥線と後藤寺線ですが、実は私は大阪に住んでいた時代よく紫の谷町線を使って居たのですね。大阪の地下鉄のラインカラーは結構由来が明確なのですが(例えば谷町線は沿線に多く在る社寺の僧の服装)、JR九州はそういうのは無いんでしょうかね。少し制定理由が気になるのは私だけでしょうか?

 

 ところで駅名標を見て思ったんですけれでも、両隣が筑前庄内と田川後藤寺と云うのは名前が長すぎやしませんかね。文字が詰め詰めになって居てローマ字など読めた物ではありません。それに対して「ふ な お」の何と読みやすい事か。非常に面白い駅名標の一つだと個人的には思います。

 あとこの駅にはシンボルが在りませんよね。(まあ、九大学研都市駅にもありませんが。)例えば佐賀駅だとカチガラス(カササギともいうらしい)(←ふつう逆)なんですけど、なんかセメントとかでいいのでシンボルが欲しいですねえ。

 カササギと云えば、特急「かささぎ」の設定が発表されましたね。個人的には出身県の県鳥が特急の愛称になるのは非常に嬉しいです。1度乗ってみたいものですね。今年の秋の九州新幹線西九州ルート開業に伴って運転開始されますので、私も規制に合わせて乗ってみましょうかねえ(正直国道263をぶっ飛ばした方が速いんですが)。

 少しずつ脱線して仕舞いましたが、後藤寺線の船尾駅、セメント工場の迫力が非常に面白い駅だと思います。みなさんも是非1度、訪問されてみてはいかがでしょうか。少し見どころの有る駅だと思います。後藤寺線は全体的に好きですが、特におすすめです。

 以上にしましょう。ありがとうございました。